雑種 カフカショートセレクション 世界ショートセレクション

フランツ・カフカ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784652202470
ISBN 10 : 4652202474
フォーマット
出版社
発行年月
2018年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
207p;19

内容詳細

「活路を見いだしたければ、学ぶもの」すべてみな紙一重。悪と善も歓喜と悲哀も。名作がスラスラよめる!世界文学旅行へお連れします。

【著者紹介】
フランツ・カフカ : 1883年、当時オーストリア=ハンガリー帝国領・プラハのユダヤ人の商家に生まれる。プラハ大学で法学を学んだのち、労働者災害保険協会に勤めながら執筆活動を行う。生前は『変身』など、数作品が知られるほどだったが、死後『審判』『城』『アメリカ』などで注目を集め国際的に名声が高まる。現代実存主義文学の先駆者といわれ、第二次世界大戦後の文学に大きな影響を及ぼす。1924年没

酒寄進一 : 1958年茨城県に生まれる。上智大学、ケルン大学、ミュンスター大学に学び、新潟大学講師を経て、和光大学表現学部総合文化学科教授。『砂漠の宝』で産経児童出版文化賞を、『犯罪』で本屋大賞特別企画「翻訳小説部門」の大賞を受賞

ヨシタケシンスケ : 1973年神奈川県に生まれる。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。『りんごかもしれない』で産経児童出版文化賞美術賞、MOE絵本屋さん大賞第一位(『なつみはなんにでもなれる』ほか本賞は四度受賞)などを、『このあとどうしちゃおう』で新風賞を受賞など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    この本は、対象が若い人向きなのでしょうね。最近はカフカなどという作家は忘れ去られる傾向になると感じていますがこの本の挿絵のヨシタケシンスケさんと訳者の酒寄さんの言葉が理解しやすく読んでも面白いと感じるのではないでしょうか?15の短篇というかショートショート的な作品集です。表紙になっている絵と作品集の題名ともなっている「雑種」は最近書かれたものだと言ってもいいくらいの作品です。

  • けんとまん1007 さん

    カフカ。独特の空気感がある作家。稀有な一人。そこにヨシタケシンスケさんの挿絵。凄いコラボレーション。企画した人のセンスが光る。カフカ。読んで、どう捉えるか。反応は180度真逆だったり。だから、いいのだ。

  • 燃えつきた棒 さん

    ヨシタケ シンスケが表紙と挿絵を描いている。 それと親切なふりがなの振り方から見ると、「世界ショートセレクション」というこの選集は、どうやらヤングアダルト向けのものなのかも知れない。 僕は、ほとんどの本をネットで買うので、それに元来芋の煮えたも御存じない御仁なので、とんと気がつかなかった。 十五篇のカフカの短篇小説を収録している。 今回心に引っかかったのは、「流刑地にて」だけだった。/

  • かんやん さん

    カフカは長いものより、短いものの方が断然面白いと思う。初めて触れたときの鮮烈な印象が未だに残っている。『流刑地にて』の装置は道具の適所性とは無縁であり、『家父の気がかり』のオドラデクや『雑種』のペットは適所性から外れているどころか、もはやよくわからぬ存在である。『皇帝の使者』はいつまでも目的地に辿り着けず、『田舎医者』の往診は役に立たず、この世界はその有意義性をとうに喪失している。というか、そもそも最初から欠いている。死すら生を際立たせるものではないかのようだ。安心して日常に頽落することは、叶わない。

  • 空猫 さん

    シリーズ8作目はカフカ。2頁足らずの作品から、少し長めの作品まで、わりと起承転結があるような、風刺も皮肉も解りやすい、児童向けの編纂。ヨシタケさんの挿し絵も変わらず絶妙。不条理な世界観はそのままに、訳が今まで読んだ中で一番分かりやすかった。出発/夢/判決ある物語/皇帝の使者/田舎医者/独楽/家父の気がかり/流刑地にて/館を防衛する光景/雑種/断食芸人/ハゲタカ/ある学会報告/掟の前/橋、の15編

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フランツ・カフカ

1883‐1924。チェコのプラハ生まれ。父母はユダヤ人。法学博士号を取得後、労働者傷害保険協会に勤め、サラリーマン生活を送りながら執筆を続ける。生前はほとんど無名で、出版された作品もごくわずか。その作品は、何が書かれているか細部はクリアだが、全体としてどういう意味なのか、さまざまな解釈を呼ぶ。19

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