フョードル・ドストエフスキー

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カラマーゾフの兄弟 まんがで読破

フョードル・ドストエフスキー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784872578898
ISBN 10 : 4872578899
フォーマット
発行年月
2008年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,375p

内容詳細

妖艶な美女を奪い合い、長男ドミトリーと淫蕩な父親フョードルが激しくいがみ合う。家族のことに無関心な次男イワンと心を痛める三男アレクセイ。親子の確執は激しさを増し、悲劇は起こる。信仰や死、国家と教会、貧困、父子・兄弟関係など深遠なテーマを含む人間ドラマ。現代の予言者ドストエフスキー生涯最後の作品を漫画化。

【著者紹介】
フョードル・ドストエフスキー : 1821〜1881。モスクワ出身。処女作『貧しき日々』で文壇の寵児となるが、空想社会主義サークルとの関与で逮捕され、シベリアに投獄される。出獄後は持病の癲癇に苦しみながら締め切りに追われる作家生活を送った。ロシア文学の最高峰、国民的作家である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • aqua_33 さん

    兄弟たちは若干癖があるけど、3人とも意外と普通で、父親だけがひたすらゲスかった。遥か昔に小説で挫折した作品。まんがで読破はすごくコンパクトに纏まっててさくっと大筋が理解できるのがいい。小説は風景や心情、背景描写がさらに詳しくくどく書かれているのだろうけど、リベンジしてみる気になった。これの前に読んだプルーストの「失われた時を求めて」は小説読む気にならなかったけど(笑)《2017年22冊目》

  • GaGa さん

    噂には聞いていたが、正直この古典的名作の漫画化は悪い試みではないと思う。本書も学生時代読んではいたが、こちらの方が確かにはるかに理解しやすい。ただ、できるなら原作を読んだ後、補完的に読むことをお薦めするが。ただ正直この絵柄は好みではなかったなあ。

  • としP さん

    小説を読む前に、まんがで下地を作っておくべく、本作を読了。噂に違わず、すごい物語だね。人間の本質をえぐり出している感じ。長男の父親殺しの容疑が物語の表面的な内容なのだが、本質的には、宗教、国家、親子、兄弟、恋人、富める人、貧しき人、社会的身分、様々な要素が入り混じっている。まさに「人間」が描かれている。まんがだけでも、何度も読み返したくなる!

  • ユーユーテイン さん

    19世紀後半のロシア。貴族のカラマーゾフ家の当主フョードルが殺された。犯人として長男ドミトリー(ミーチャ)に嫌疑がかかるが、彼は真犯人ではなかった。ーー重厚な長編小説のストーリーが本書で手軽に理解できる上に、考えさせられることも多かった。次男イワンの行き過ぎた正義感や、スメルジャコフの屈折した心理は、苛酷なロシアの社会体制が生んだものだろう。その反対に、三男アリョーシャのどこまでも人間の良心に信頼を寄せる魂も、そこから生まれたのだと思う。作中に挿入された前時代の主従関係を示すエピソードに胸を衝かれた。

  • パピコ さん

    図書館に行ったら、小説のコーナーに紛れてました。本当にドフトエフスキーが凄い人だと開眼!感動した。強欲な父を持つ三兄弟。豪快な兄・無神の正義を貫く次男・信仰する三男、もう一人の歪んだ兄弟。この話から、何が正しいのか?何を信じるのか?許しは尊い・気づきがあればやり直せる、を学んだ。漫画で読破!シリーズ最高です。二男のイワンはデスノートの夜神月だ。

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