フォルクレ、アントワーヌ(1672-1745)

人物・団体ページへ

CD 輸入盤

クラヴサン組曲全集 ハウグサン(2CD)

フォルクレ、アントワーヌ(1672-1745)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PSC1317
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ノルウェー、チェンバロの重鎮シェティル・ハウグサン
自作の楽器を使ったフォルクレのクラヴサン曲全集


父G・B・アントワーヌ[1671-1745]は作曲家、ガンバのヴィルトゥオーゾ。子ジャン・バティスト[1699-1782]は作曲家、洗練された技巧をもつヴィオール奏者。ともに「太陽王」ルイ十四世の宮廷に仕えたフォルクレ父子は、息子の才能に対する父の嫉妬のため、良好な関係になかったことが伝わっています。
 父が没した2年後の1747年にジャン・バティストが出版した、自分を投獄しフランスから追放という憂き目に遭わせた父の名を冠した『クラヴサン曲集に編曲されたヴィオール曲集』。この曲集は、「編曲」とされているものの、実質はジャン・バティストの作曲だろうと言われます。第1組曲から第5組曲まで全32曲。多くの曲はジャン・バティストの友人と知人たちに敬意を表して命名され、いくつかの曲にはフォルクレ、クープラン(第1組曲)、ルクレール(第2組曲)、ラモー、ギニョン(第5組曲) といった音楽家たちの名がつけられました。
 シェティル・ハウグサンはノルウェーのチェンバロ奏者。今日を代表するアーリーミュージックの音楽家のひとり。トロンハイム、オスロ、プラハ、ハーレムで学び、1975年グスタフ・レオンハルトに学んだアムステルダム音楽院の「Prix d'Excellence」を獲得、現在はケルンの音楽大学で教授を務めています。またチェンバロ製作者としても活動し、この録音でも使用しています。
 ハウグサンがフォルクレの曲集に出会ったのは、1972年9月、南ドイツのフライブルク近郊のシュタウフェンで行われたアーリーミュージックのワークショップでした。レオンハルトとヴィーラント・クイケンがマスタークラスを担当。以来、この曲集はハウグサンにとってもっとも大切な音楽のひとつになりました。
 この曲集を完全な姿に録音したい。その願いがかない、Simaxとケルンのドイツ放送(Deutschlandfunk)が共同で制作にあたったこの録音で、ハウグサンは、後期フランドル・タイプの楽器を基に自身が1971年に製作した2段鍵盤、5オクターヴ(FF-g''')のハープシコードを弾いています。この楽器を垂直に置き「ガンバ」に見立てた写真がブックレットのアートワークに使われています。(キングインターナショナル)

【収録情報】
G.B.アントワーヌ・フォルクレ/ジャン・バティスト・フォルクレ:
・クラヴサン曲集に編曲されたヴィオール全曲集 (pub.1747)
 第1組曲、第2組曲、第3組曲、第4組曲、第5組曲

 シェティル・ハウグサン(チェンバロ)
 使用楽器:シェティル・ハウグサン製作 (1971)、後期フランドル・タイプ・ハープシコードのコピー

 録音時期:2010年3月15-19日
 録音場所:ケルン、ドイツ放送室内楽ホール
 録音方式:デジタル(セッション)
 制作:フランソワ・エッケルト
 録音:エヴァ・ペップライン

収録曲   

ディスク   1

  • 01. I. Allemande, La Laborde: Noblement et avec Sentiment
  • 02. II. La Forqueray: Vivement et d'aplomb
  • 03. III. La Cottin: Galamment sans lenteur
  • 04. IV. La Bellemont: Avec Gout et sans lenteur
  • 05. V. La Portugaise: Marque et d'aplomb
  • 06. VI. La Couperin: Noblement et marque
  • 07. I. La Bouron
  • 08. II. La Mandoline
  • 09. III. La Du Beuil
  • 10. IV. La Leclair
  • 11. V. Chaconne, La Buisson
  • 12. I. La Ferrand
  • 13. II. La Regente
  • 14. III. La Tronchin
  • 15. IV. La Angrave
  • 16. V. La Du Vaucel
  • 17. VI. La Eynaud
  • 18. VII. La Morangis ou la Plissay

ディスク   2

  • 01. I. La Marella
  • 02. II. La Clement
  • 03. III. Sarabande, La D' Aubonne
  • 04. IV. La Bournonville
  • 05. V. La Sainscy
  • 06. VI. Le Carillon de Passy -
  • 07. VI. La Latour -
  • 08. VI. Le Carillon de Passy
  • 09. I. La Rameau: Majestueusement
  • 10. II. La Guignon: Vivement et detache
  • 11. III. La Leon, Sarabande: Tendrement
  • 12. IV. La Boisson: Vivement, les pinces bien soutenus
  • 13. V. La Montigni: Galamment sans lenteur
  • 14. VI. La Sylva: Tres tendrement
  • 15. VII. Jupiter: Moderement

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

フォルクレ、アントワーヌ(1672-1745)に関連するトピックス

古楽 に関連する商品情報

おすすめの商品