見張る男 角川文庫

フィル・ホーガン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041015483
ISBN 10 : 4041015480
フォーマット
出版社
発行年月
2015年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
406p;15

内容詳細

あなたの隣人は本当に普通の人ですか?
不動産仲介業を営んでいるヘミング。自分が扱った物件の合鍵を持ち、住人に無断で自由に出入りしていた。町で女性に一目惚れをした彼は、さりげなく彼女の生活へも侵入を試み、ついに殺人を犯してしまう。

【著者紹介】
フィル・ホーガン : イギリス北部の小さな製材の町に生まれ、現在は南部の小さなベッドタウンに住んでいる。既婚で4人の子どもがいて、25年間ジャーナリストをしてきた

羽田詩津子 : 翻訳家。お茶の水女子大学英文科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • けいちゃっぷ さん

    イヤミスかどうかは分からないが、読み終えたら主人公が実にイヤな奴でした。 不動産業を営んでいて、売買や賃貸に関わった物件の合鍵をすべて持ち、家人が不在時に侵入。 ストーカーや覗きをする訳でなく、なんというかその家の生活臭を味わう。 たまにイヤな目に遭うと仕返しをする。 ところが、ある女性に一目ぼれした時から、すべてがおかしな方向へ・・・。 いくら男が自己弁護しようと、こいつには関わりたくないね。 406ページ

  • コムギ先輩 さん

    折原一賞ということで手に取りました。個人的には折原さんチョイス好きです。実は折原さんの本を読んだことがないので、こちらも読まないと。

  • Coders さん

    じんわりとおもしろくなっていく本。趣味と実益を兼ねたビジネスが成功し その生活を維持するためには、犯罪も厭わない。基本的は犯罪者なのだが何故だか語り口がうまく、なんとなくその犯罪行為を受け入れてしまう。 終いにはその趣味もちょっとわかるような気がする。

  • J.T. さん

    独特な言い回しの文章のせいか、主人公に共感、理解することは難しかった。携帯電話などでてくるが、だいたいいつころの話なのかわからないのも、なんとなく無機質で感情に乏しい世界に一役かっているのかもしれないと思った。そういうあやふやで、共感や同情を誘わないところが、奇妙な魅力にもなっていて、退屈だとは言い切れない部分がある小説だった。

  • ROOM 237 さん

    顧客宅の鍵を全所持する不動産業の男の独白ミステリー。陰湿&鬱屈でイギリスのイヤミス。🐶の💩を捨てた男に腹立ち、そいつの家に忍び込んで白いラグに置いてニヤリと制裁する所から始まる。話したこともない女性の勤務先に通い、荷物を漁り鍵をゲット。そこから小さな街で転がるように周りの人々を巻き込む様子は、映画「ファーゴ」がちらつく。欲求と必要性の区別がつかなくなりスリルを求め、冷や汗タラタラで突き進む。男曰く「予想外の失敗によって一瞬にして破滅する可能性すらない人生は、どんな感じだろう?」…知らんがな!

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フィル・ホーガン

イギリス北部の小さな製材の町に生まれ、現在は南部の小さなベッドタウンに住んでいる。既婚で4人の子どもがいて、25年間ジャーナリストをしてきた

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