フィリップ・メリュ

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コルチャック先生 子どもの権利を求めて 伝記絵本 世界を動かした人びと

フィリップ・メリュ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784811321714
ISBN 10 : 4811321715
フォーマット
出版社
発行年月
2015年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
41p;27X27

内容詳細

ヤヌシュ・コルチャックは、20世紀はじめのポーランドで教育者、医師、作家として活躍した。恵まれない子どもたちのために孤児院をつくり、子どもの教育に一生をささげた。子どもがひとりの人間としてたいせつにされるよう、子どもの権利を求めて活動しつづけた。だが、第二次世界大戦中ユダヤ人だったコルチャックは孤児院の子どもたちとともに死の強制収容所へと連行され…。コルチャックの「子どもの権利」という考え方は今なお人びとに受けつがれ、1989年、国際連合で採択された「子どもの権利条約」の中にも息づいている。

【著者紹介】
高野優 : フランス語翻訳家。高野優フランス語翻訳教室主宰

坂田雪子 : フランス語翻訳家

村田聖子 : フランス語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 小夜風 さん

    【図書館】結末を知っているだけに、読んでいて苦しくなりましたが……たとえこの結末じゃなかったとしても、どんな結末だったとしても、コルチャック先生の教えはいつまでも人々の胸に残り、いつまでも受け継がれていくものだったのだと思います。大人になったばかりの頃に読んだ「子どもの権利条約」をまた読み返して、いつか大人になる子どもたちにも、ちゃんと伝えていこう……と、思いました。

  • みーなんきー さん

    コルチャックは、ポーランドで暮らす裕福な少年だったが、いつも周りの貧困層を見て胸を痛めていた。二十歳になった時、医者の道を選び、孤児院を建て医療と食料を与え貧しい子供達を救った。大人が手助けをするのではなく、子供達自らが何を正しいと考えるか、議会も開いた。やがて戦争があり、ユダヤ人は、ヒトラーの手に。心底皆が平和になる道を探って、実践してきた先生なのに、ただ1人の独裁者のために、自己もそのポリシーも踏みつけられ、悲しいと言う外はない。せめてその思想だけは今でも健在で、彼の人生を意味あるものにしている。

  • Nobuko Hashimoto さん

    輪読ゼミでコルチャック先生を取り上げるので、関連本をたくさん図書館で借りてきた。絵本や児童書は侮れない。簡潔にまとめてくれているので全体像をつかみやすい。本書の巻末には写真や解説があるので、さらにわかりやすい。子どもの顔がちょっと怖くて親しめないけど… 栄養失調な感じが出ているといえばそうか。(^-^; 

  • たまきら さん

    恥ずかしながら全くこの方の事を知りませんでした。娘に説明しつつ読み、先生の無私の人生に痛み入りました。娘には「ユダヤ人だから」とか、そういう憎しみの歴史にびっくりしたようです。「たまちゃんが日本人だから嫌いな人もいるの?」というので「いるよ。でもね、それは本当に損だよね、お友達がどんどん減るんだよ」とだけ告げました。憎悪の歴史は本当に醜い。

  • 遠い日 さん

    コルチャック先生の無垢な精神が痛々しいほどに権力の前で踏みつけにされる悲しい時代。子どもたちの権利を世に知らしめ、守るために闘った先生の活動。知ってはいても、やっぱり先生の最期は胸を突かれる。子どもたちと最後の一瞬まで命を共にすることを選んだコルチャック先生の凛とした勇気に、またわたしは励まされた。

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