THE　ART　OF　インサイド・ヘッド

“ピクサー・アニメーション・スタジオ”が新作アニメーション映画『インサイド・ヘッド』の舞台として選んだのは、なんと１１歳の少女の頭の中だった―。『Ｔｈｅ　Ａｒｔ　ｏｆ　インサイド・ヘッド』は、この新作映画の構想を練るために描かれたコンセプト・アートを満載し、幾多のアカデミー賞に輝くアニメーション・スタジオにおける創造の過程と、この型破りな新作に発揮されたアーティストたちの手腕をたっぷりと見せてくれる。

【著者紹介】
エイミー・ポーラー : 女優、声優、プロデューサー、監督、脚本家。コメディ劇団でコメディエンヌとして才能を磨き、２００１年から人気コメディ番組『サタデー・ナイト・ライブ』に出演。その後、数々の映画・テレビ作品に関わった。２００９年から全米で放映が始まったテレビ・ドラマ“Ｐａｒｋｓ　ａｎｄ　Ｒｅｃｒｅａｔｉｏｎ”では、架空都市の公園緑地課に勤める公務員を熱演し、エミー賞候補になった。近年では脚本家やプロデューサーとしても注目を浴びている

ピート・ドクター : “ピクサー・アニメーション・スタジオ”クリエイティヴ部門統括責任者。ディズニー／ピクサー映画の新作『インサイド・ヘッド』では脚本と監督を担当。カリフォルニア美術大学（カルアーツ）でキャラクター・アニメーションを学んだのち、１９９０年からアニメーターとして“ピクサー”に参加。『モンスターズ・インク』（２００１）で長編映画の監督デビューを果たし、同作品はアカデミー賞長編アニメーション賞にノミネートされた。２作目の長編監督作品『カールじいさんの空飛ぶ家』（２００９）は、アカデミー賞作品賞候補となり、長編アニメーション賞を受賞した（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）