ピーター・ペジック

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近代科学の形成と音楽

ピーター・ペジック

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784757160651
ISBN 10 : 4757160658
フォーマット
出版社
発行年月
2016年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
竹田円 ,  
追加情報
:
478p;22

内容詳細

古代ギリシアで、算術・幾何・天文とともに基礎教養科目に定められて以来、音楽は数学的対象と経験世界を仲介する場として、科学の発展に大いに貢献し、後代にも継続して影響を与え、近代科学の成立に寄与した。本書は、音楽が天文学、数学、物理学、医学・生理学など、科学の幅広い分野に与えた影響を、歴史の流れに沿って紹介する。科学者にしてプロのピアニストである著者による、ユニークな「もう一つの科学史」。

目次 : 音楽と古代科学の起源/ オレームの夢/ 動かないものを動かす/ 無理数を聞く/ ケプラーと地球の歌/ デカルトの音楽修業時代/ メルセンヌの宇宙の調和/ ニュートンと長六度の謎/ オイラー―音楽の悲しみの数学/ オイラー―音から光へ〔ほか〕

【著者紹介】
ピーター・ペジック : 科学史家/音楽家。ハーバード大学卒業。スタンフォード大学で物理学研究に従事し、修士号・博士号取得。現在、サンタフェのセント・ジョンズ・カレッジ科学研究所長/ミュージシャン・イン・レジデンス

竹田円 : 翻訳家。東京大学人文社会系研究科博士課程満期退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 溝旗昌吉 さん

    数学的な理論の世界と感覚の世界を結び付けるものとして音楽を必須教養とした古代ギリシアの自然哲学から、音楽がすっかりその足場として定着したために忘れられてしまった現代物理学までを物語る、音楽と科学の結びつきに関する伝記。無理数が有理数と区別されたのは弦の長さが無理の比のときに奏でる音が不協和になるからだった。そこから無理数が有理数と同等の数として認められる背景には調律への関心があった。光の波動説が決定的になったのは音のうなりに相当する波の干渉現象を光でも見つけたからだった。

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ピーター・ペジック

科学史家/音楽家。ハーバード大学卒業。スタンフォード大学で物理学研究に従事し、修士号・博士号取得。現在、サンタフェのセント・ジョンズ・カレッジ科学研究所長/ミュージシャン・イン・レジデンス

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