ピーター・ターチン

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国家興亡の方程式 歴史に対する数学的アプローチ

ピーター・ターチン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784799317563
ISBN 10 : 4799317563
フォーマット
発行年月
2015年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
水原文 ,  
追加情報
:
375p;23

内容詳細

歴史を自然科学のように研究することはできるだろうか?本書の著者、ピーター・ターチンは、歴史×数学という新しい枠組みで、この問いへの回答を試みる。このようなアプローチの重要性を示すことから始め、数学の簡単な紹介の後、歴史文献の圧倒的なレビューと精緻なモデル化と理論の検証を行う。数学に苦手意識を持つ読者も、モデルの仮定と導き出される予測さえ把握できればターチンの主張を理解することができる。それがどれほど実際の歴史を記述しているか、ぜひ体感してほしい。

目次 : 1章 取り組むべき課題・問題を明らかにする/ 2章 地政学/ 3章 集合的連帯/ 4章 メタエトニー辺境理論/ 5章 メタエトニー辺境理論の実証検証/ 6章 民族運動学/ 7章 人口構造理論/ 8章 永年サイクル/ 9章 ケーススタディ/ 10章 結論/ 付録

【著者紹介】
ピーター・ターチン : コネチカット大学教授(生態学・進化生物学、人類学、数学)。理論生物学者として研究をはじめ、近年はCliodynamicsという歴史動態を数学的にモデル化する学際領域で活動している。特に、社会文化的進化、歴史のマクロ社会学、経済の歴史と計量経済史の交点に興味を持って取り組んでいる

水原文 : 技術者として通信キャリアやメーカーに勤務した後、フリーの翻訳者となる。震災を機に埼玉県から宮城県へ転居(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 金吾 さん

    面白い試みだなあと感じますが、数式やグラフがモデル化といえるレベルなのかについては疑問を感じます。しかし個々の話は理解できない部分はありながら興味深い内容でした。

  • mash さん

    数式で把握するのは絶対無理だろっていう領域にまで数理モデルを利用している内容です。集団の凝集性が国家の基盤となり、成長すると今度はその辺境で別の集団が凝集性を伸ばし、前の国家を飲み込んでいく。このモデル化がもし大体合ってるなら人の動きも学習させれば数式化できるのかな

  • 溝旗昌吉 さん

    本書は言葉の上での仮説を数理モデルに変換し、どのモデルがデータと一番適合するか検証するという自然科学と同じアプローチで歴史動態を研究する試みを紹介している。本書で紹介されモデル化され実証された仮説には、集団行動を行う能力(アサビーヤ)が帝国の辺境で増大して帝国の中心部で減少することで辺境から新しい帝国が生まれるという仮説(メタエトニー辺境理論)、被支配民族が支配民族に同化するとき支配民族の宗教や言語が個人から個人へ社会的ネットワークを通じて拡散するという仮説(民族運動学の自己触媒モデル)、

  • お〜 さん

    unlimited

  • くらーく さん

    いろいろと数式化していますが。。。分かりません。普遍的かもしれませんし、過去の事例がたまたま合う式にもっていったかもしれませんし。 ディープラーニングさせたい気もしますな。

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コネチカット大学教授(生態学・進化生物学、人類学、数学)。理論生物学者として研究をはじめ、近年はCliodynamicsという歴史動態を数学的にモデル化する学際領域で活動している。特に、社会文化的進化、歴史のマクロ社会学、経済の歴史と計量経済史の交点に興味を持って取り組んでいる

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