ピエール・ブルデュ

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芸術の規則 1 BOURDIEU LIBRARY

ピエール・ブルデュ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784894340091
ISBN 10 : 4894340097
フォーマット
出版社
発行年月
1995年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
22cm,304p

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読書メーターレビュー

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  • ラウリスタ〜 さん

    再読。こんなすごい本だったか。プロローグで『感情教育』内の文学、芸術場の分析。本文ではその著者フロベールを中心として、彼が二つの否定(ロマン主義にもレアリスムにも)によって自分の立場を獲得することについて。社会学的分析は単に作品を環境の産物に還元するのではなく、作家がいかにしてその環境の決定要因から抜け出し「創造主」となったのか理解することを目指す。そのためにこそ、名もなき郡小作家を学ぶことに意味がある(大作家たちも、彼らへの反発によって自己形成した)。商業的成功と同業者評価は常に交差配列(ヒエラルキー逆

  • ラウリスタ〜 さん

    フロベール『感情教育』の社会科学的読み方の提示をプロローグにする。文学作品をある時代、地域、社会階層の必然的結果として説明するのではなく、そこからの解放を可能とした作家の芸術的独自性を説明するために、逆説的に、社会科学的読解は有用。「知識人」とはゾラによって発明された地位だが、それは政治的に積極的に参加することによってではなく、その逆に、文学が社会的な規定の数々(道徳的、政治的な)者から独立しているとする「文学の自律性」を打ち立てたことによって、初めて可能になったアンガジュマンなのだ。といった感じの逆説美

  • nranjen さん

    わからないところは大学図書館で借りてきた原文(文庫!?)で確認しながら、メモ取り、重要なところは抜き取りしながら読んだ。でもまだまだモレがありそう…。そもそもブルデューの文体が論述のプルーストかと思われるほど関係詞で後にずらずらと連なっていくタイプらしく、訳出(正確)も大変だったと思うけれど、そんな訳を読むのも結構面倒な作業なのだ。でもよく読むと小ネタも面白いし、大枠も面白い。概念の構図も面白い。何より今目の前の現実にも応用できる。一冊で何度も美味しい。

  • nranjen さん

    再読。持ち本だと何度も読めるという長所があることを実感。どの単語がどのような言葉で訳されているのかを注意深く見てみる。序は文学と社会学についての著者の姿勢を打ち立てる宣言文でもあることに気づく。 第二巻を読まずに売ってしまったことも(/ _ ; )

  • 鏡裕之 さん

    『ディスタンクシオン』で切れ味を見せたブルデューも、さすがに切れ味なしという感じか。フローベールの小説の登場人物について、人物が所属する<場>を分析してみせているが、「……で? だから、何?」という感じ。当時は斬新だったのかもしれないが、今から見ると、凡庸。

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人物・団体紹介

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ピエール・ブルデュ

1930年フランスのダンガンに生まれる。1951‐54年高等師範学校に学び、哲学の教授資格を取得。1958‐60年アルジェ大学、1960‐61年パリ大学、1961‐64年リール大学で、助手・講師を勤め、1964年社会科学高等研究院教授、1981年コレージュ・ド・フランス教授に就任。ヨーロッパ社会学セ

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