CD 輸入盤

『アゼルバイジャンのピアノ協奏曲集』 バダルベイリ、アディゲルザルザーデ、D.ヤブロンスキー&ロイヤル・フィル

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8572666
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

アゼルバイジャンのピアノ協奏曲集

南コーカサス地方に位置する共和国、アゼルバイジャン。数多くの国と接しており、多彩な文化の行き交う生命力溢れる国として知られています。多くの音楽家を育んでいることでも知られ、ここに収録された4人の作曲家の興味深い作品を聴いただけでも、その豊かな文化的土壌を感じることができるでしょう。
 アミーロフ[1922-1984]はもともと民族楽器の奏者であり、父親が民謡歌手です。NAXOSレーベルでも既に2枚の作品集がリリースされていますが、ここでは同郷のピアニスト、ナジーロヴァ[1928-]と2人で仕上げた作品を。異国文化漂う力強い作品です。
 アディゲザロフ[1935-2006]も民族音楽の影響を強く受けた人で、カラーエフにピアノを学び、現代最高の作曲家として賞賛されています。彼のピアノ協奏曲も、伝統音楽「ムガム」の影響を強く受けていて、どうにもこうにもたまらないほどの胸苦しい音楽を繰り出してきます。
 クリーエフ[1917-]は、他の人とは若干違い、ジャズの影響なども受けている変わり種。この『ガイターギ』は、あの『イスラメイ』を思い起させるような快活な曲。ピアノ、打楽器、オーケストラがどんちゃん騒ぎを繰り広げます。
 バダルベイリ[1947-]は監督&俳優シャムシ・バダルベイリを父に持ち、1967年にスメタナ・ピアノ国際コンクールで3位を受賞したことで、国際的な活動を始めました。その後、数々の賞を取りながら、作曲も行い、1991年からはバクー音楽アカデミーで教えています。『スーシャ』はアゼルバイジャンの古代都市ですが、現在でもこの地の文学と音楽の象徴とされ、ここで起きた人々の紛争という悲話を、声とオーケストラで語るという小品です。(NAXOS)

【収録情報】
1. アミーロフ&ナジーロヴァ:アラビアの主題によるピアノ協奏曲(1957)
2. アディゲザロフ:ピアノ協奏曲第4番(1994)
3. クリーエフ:ガイターギ−踊り(1958/1980)
4. バダルベイリ:ピアノとオーケストラのための『海』(1977)
5. バダルベイリ:スーシャ(2003)

 ファルハド・バダルベイリ(ピアノ:1,3,4)
 ムラド・アディゲルザルザーデ(ピアノ:2)
 ジョアン・ロジャース(ソプラノ:5)
 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
 ドミトリー・ヤブロンスキー(指揮)

 録音時期:2010年7月
 録音場所:ロンドン、カドガン・ホール
 録音方式:デジタル(セッション)

内容詳細

アゼルバイジャンはロストロポーヴィチの出身地として知られるコーカサスの国。当地の作曲家によるピアノ協奏曲をヤブロンスキーの指揮でバダルベイリらのピアニストがエキゾティックに奏でる。ラフマニノフの衣を纏った民族音楽といった趣で楽しめる。(彦)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. アラビアの主題によるピアノ協奏曲 第1楽章 アレグロ
  • 02. アラビアの主題によるピアノ協奏曲 第2楽章 アンダンテ・ソステヌート
  • 03. アラビアの主題によるピアノ協奏曲 第3楽章 アレグロ・ジェスト
  • 04. ピアノ協奏曲第4番 第1楽章 アレグロ・ノン・トロッポ
  • 05. ピアノ協奏曲第4番 第2楽章 アンダンテ
  • 06. ピアノ協奏曲第4番 第3楽章 アレグロ・ノン・トロッポ
  • 07. ガイターギ-踊り
  • 08. ピアノとオーケストラのための「海」
  • 09. スーシャ

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アゼルバイジャン・クラシックス第3弾。 ...

投稿日:2012/03/01 (木)

アゼルバイジャン・クラシックス第3弾。 今までは一人の作曲家を取り上げていたが、今回はアゼルバイジャンのピアノ協奏曲と言う事もあってか、複数の作曲家の作品を取り上げている。 アディゲザロフやアゼルバイジャンの国民的作曲家、アミーロフがナジャローヴァと協作した作品等はいかにもな民族色の強い作品で、反対にバダルベイリの曲は黄金期のハリウッド映画音楽を思わせるような作品だった。 いずれにしろ親しみやすく、聴きやすい曲には違いなく、ロシア音楽好きなら買って手元においておくべきだろう。 指揮者はD.ヤブロンスキーで、オケはなんとイギリスの名門、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団である。 今までヤブロンスキーと言えば、ロシアのオケを降っていたが、今回どういうわけでロイヤル・フィルを降る事になったのか、また何故収録曲とは全く関係なさそうなこのオケが起用される事になったのかは分からないが、演奏は確かな物であり、3人のソリストも見事な物である。 勿論、音質も良い。

レインボー さん | 不明 | 不明

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