SACD 輸入盤

ロザリオのソナタ エレーヌ・シュミット、フランソワ・ゲリエ、マッシモ・モスカルド、他(2SACD)

ビーバー(1644-1704)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
AE10256
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明


ビーバー:ロザリオのソナタ(2SACD)
エレーヌ・シュミット、フランソワ・ゲリエ、マッシモ・モスカルド、他


受胎告知からキリストの受難と復活、聖母マリアへの戴冠までに沿った表題を持つ15のソナタに「守護天使」を表す『パッサカリア』を付した大作を、フランスのバロック・ヴァイオリニスト、エレーヌ・シュミットがドイツのエーオルス・レーベルにセッション録音。
 エレーヌ・シュミットはここで、愛器でもある18世紀カミッロ・カミッリと、18世紀初期に南チロルで製作された作者不詳の楽器を使用しています 。


【オーストリア・バロックの作曲家ビーバー】
1994年、生誕350周年を機に注目を集め始め、没後300周年の2004年に人気に火がついたハインリヒ・イグナツ・フランツ・フォン・ビーバー[1644-1704]は、ヴァイオリンの名手として名を成し、やがて、ザルツブルク大司教のもとで、宮廷楽長の地位にまで登りつめたオーストリア・バロックを代表する作曲家。
 宮廷作曲家として教会音楽を書くときのビーバーは、荘厳な美に彩られた作風が特徴的でしたが、器楽作曲家としてのビーバーの作風は、ときに大胆で過激なまでの手法を駆使することもあったという革新的な存在でもありました。

【代表作、ロザリオ・ソナタ】
後者の代表作としては、当時のヴァイオリン演奏技法を集大成したと言われる『ロザリオ・ソナタ』がなんといっても有名。
 『ロザリオ・ソナタ』は『ミステリー・ソナタ』とも呼ばれ、聖母マリアとイエス・キリストの生涯を、受胎告知からキリストの受難・復活、聖母マリアの戴冠までのストーリーに沿った標題を持つ15の場面に分け、15のソナタと「守護天使」を表す無伴奏のパッサカリアから構成された作品です。
 このソナタは、実際、神秘と謎に満ちています。もっとも特徴的なのがその調弦で、通常の調弦がおこなわれるのは第1曲「受胎告知」と「パッサカリア」のみで、ほかのすべての曲は、異なる調弦のヴァイオリンを用いて演奏されるという「スコルダトゥーラ(変則調弦)」の技法が採用されており、第11番『復活』に至っては、2弦と3弦をクロスさせて張り替えるという独特の手法でユニークな響きを獲得しています。(HMV)

【収録情報】
● ビーバー:ロザリオのソナタ


 第1番ニ短調『受胎告知』
 第2番イ長調『訪問』
 第3番ロ短調『降誕』
 第4番ニ短調『拝謁』
 第5番イ長調『神殿のイエス』
 第6番ハ短調『オリーヴの山で苦しみ』
 第7番ヘ長調『鞭打ち』
 第8番変ロ長調『いばらの冠をのせられ』
 第9番イ短調『十字架を背負う』
 第10番ト短調『磔刑』
 第11番ト長調『復活』
 第12番ハ長調『昇天』
 第13番ニ短調『聖霊降臨』
 第14番ニ長調『聖母被昇天』
 第15番ハ長調『聖母の戴冠』
 パッサカリア ト短調

 エレーヌ・シュミット(ヴァイオリン)
 フランソワ・ゲリエ(クラヴィオルガン)
 マッシモ・モスカルド(アーチリュート、テオルボ)
 フランシスコ・マニャリチ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 ヤン・クリゴフスキー(ヴィオローネ)

 録音時期:2014年9月
 録音場所:ドイツ、オストヴェストファーレン、ビューレン
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

ユーザーレビュー

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待望の新譜がSACDとは有難い、ジーデル盤(...

投稿日:2017/05/07 (日)

待望の新譜がSACDとは有難い、ジーデル盤(2012年録音)は乾いた空気感でしたが、本盤はしっとり感のある録音であり演奏には気品があり、パッサカリアで涙、涙・・・  演奏者の音声を何故加えないのだろうか? 何か制約があるのだろうか? 本盤では15のトラックがあるが、その間に演奏者自身の声で曲の紹介等(一言、二言でよい)があるとより興味深くなる。「クラシック音楽館」(nhk)では、冒頭に奏者が曲目について語る場面があり「この人はこんな声でこういう話し方をするのか・・・」などと感心してしまう。本盤のライナーノートの最後に演奏者5人の普段着姿の写真があり「うーん、なるほど・・・」と嬉しくなる、演奏者の顔はもちろん、声と姿により僅かではあるが人物像が想像できる・・・ 付加価値のある CD の登場を望む。 

1960 さん | 神奈川県 | 不明

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