基本情報
ISBN 10 : 4907276044
内容詳細
我々はなぜ、マルセル・デュシャンとスパイス・ガールズの両方を愛さなければならないのか……。
ザ・KLFのビル・ドラモンドによる、自伝にしてポップアート的な名著、ついに本邦初登場!
すべての音楽本が退屈だと思えるとき、その知性を満足させるのは本書だ。
ザ・KLFがいなければ、バンクシーもM.I.A.もなかったかもしれないのだ。
『タイニー・ミックス・テープス』
『45』は、ザ・KLFの神話を埋めるあらたな試みである。
『The Guardian』
ザ・KLF──1980年代から1990年代にかけてのUKの音楽を聴いていた人間にはお馴染みの名前だ。
何度もチャートの1位になり、何度も雑誌の表紙を飾った、歴としたポップ・スターである。
と同時に、逮捕されても繰り返された街中での落書き、ブリッツアワード授賞式中での乱闘騒ぎ、そして100万ポンドを燃やしたり、破天荒な行動でもよく知られている。音楽業界、アート業界を小馬鹿にするようなスキャンダルな行動によって、ダンス・ミュージックの歴史を塗り替え、ポップのあり方、ロックの意味をつねに問うてきた。 その張本人であるビル・ドラモンドは、本国では著述家としても人気がある。
『45』は、彼の自叙伝であり、ドラモンドの数ある著作のなかでももっとも評価が高い。もともと、ビッグ・イン・ジャパンというリヴァプールのパンク・バンドから音楽を活動をはじめたビル・ドラモンドは、その後、エコー・アンド・ザ・バニーメンとジュリアン・コープを見いだし、これらバンドのマネージャーでもあった。
『45』の前半には、ポストパンク時代のリヴァプール、そしてエコー・アンド・ザ・バニーメンについての話が綴られているので、ニューウェイヴ・ファンも必読な内容となっている。 また、90年代後半の、ザ・KLF解散後のビル・ドラモンドの活動についても多く触れられている。日本でもいまだ根強いファンを持つザ・KLFだが、ファンにとっては待望の1冊であることは間違いない。
とくに現在のように、90年代リヴァイヴァルが最新モードとなっている時代では、パンク〜ニューウェイヴ〜ヒップホップ〜ハウスを聴いてきた世代ばかりではなく、若い世代にとっても興味深い本になるだろう。日本版だけに加筆された序文あり!
ユーザーレビュー
投稿日:2021/07/03 (土)
読書メーターレビュー
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
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勉誠出版営業部 さん
読了日:2016/06/08
arnie ozawa さん
読了日:2015/09/05
河村祐介 さん
読了日:2013/09/27
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