DVD 輸入盤

『カルメン』全曲 ザンベロ演出、パッパーノ&コヴェント・ガーデン王立歌劇場、アントナッチ、カウフマン、他(2007 ステレオ)

ビゼー(1838-1875)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
0743312
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
DVD
その他
:
輸入盤

商品説明

ロイヤル・オペラ2007年
ビゼー:『カルメン』
久々の新演出を、期待の若手テノールの好演で

世界のオペラ・ハウスに次々とデビューを果たし、期待の若手テノールとして活躍中のカウフマン。名門ロイヤル・オペラにも、ゲオルギューの相手役としてデビューした彼は、2006/07年シーズンには『カルメン』のホセ役を演じ、聴衆と批評家双方から高い評価を得ました。そんな彼の細やかで巧みなニュアンスに満ちた歌唱、そしてロイヤル・オペラ久々の新演出となる『カルメン』をお届けします。(ユニバーサルIMS)

・ビゼー:歌劇『カルメン』全曲
 アンナ・カテリナ・アントナッチ(S:カルメン)
 ヨナス・カウフマン(T:ドン・ホセ)
 ノラ・アンセレム(S:ミカエラ)
 イルデブランド・ダルカンジェロ(Br:エスカミーリョ)、他
 コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
 指揮:アントニオ・パッパーノ
 演出:フランチェスカ・ザンベロ

 収録:2007年、コヴェント・ガーデン王立歌劇場(ライヴ)
 画面:カラー、16:9
 音声:PCMステレオ、DTS5.1

収録曲   

  • 01. ビゼー:歌劇『カルメン』全曲

総合評価

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第一幕の前、プレリュードの終りのほうに、...

投稿日:2011/08/14 (日)

第一幕の前、プレリュードの終りのほうに、運命の動機がでてくるところで、営倉の中に入ってカルメンから投げつけられた花を握り締めているホセにスポットライトがあたる。効果的だと思った。この『カルメン』では、ホセの心理の変化(メイクや衣装もそれに合わせて変化していく)がが鍵を握っているからだ。ホセはカルメンの魅力に抗いきれず、愛してしまい、カルメンに執着する。最終的には嫉妬に狂ってカルメンを殺す。カウフマンの演技は大変説得力があり、第二幕で切々と歌う「花の歌」には涙したし。第四幕では、カウフマンの声がスピントなせいか、大変緊迫感があり、手に汗握りながら観た。このプロダクションでカウフマンがブレイクしたのも頷ける。 アントナッチもダンスも上手く、セクシーなカルメンだった。ダンスと言えば、第二幕の「ジプシーの歌」も見もの。 ミカエラのアンセレムも良かったし、エスカミーリョのダルカンジェロもカッコいい。 全体的にもセクシーで官能的な舞台。 

静流 さん | 福岡県 | 不明

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素晴らしい。このカルメンに比べると他のカ...

投稿日:2011/06/11 (土)

素晴らしい。このカルメンに比べると他のカルメンははるかに健康的。このロイヤルオペラのカルメンは大人のためのカルメンであるが、カルメンの本質を一番良く表したカルメンだと思う。それはカウフマンのホセ、ダルカンジェロのエスカミーリョというイケメンとアントナッチがじつに巧みな演出の中で好演技を見せてくれていることに尽きる。特にホセ(カウフマン)のカルメンへの愛に狂ってゆくその有様はメイクを巧みに変えながら、その太い見事な声と相まってものすごい迫力である。3幕のカウフマンの目は完全に狂人の目そのもので、クライマックスへの緊張感をこの上なく高めている。3幕でのこんなホセは見たことが無い。これを受けるアントナッチのカルメンは妖艶でそのあしらいっぷりがカウフマン(ホセ)の嫉妬の炎に油を注ぐ。演出はスペインを意識した全体に赤みがかった暗めの舞台で繰り広げられ、カルメンという物語の大部分を支配する猥雑さ、嫉妬、狂気に良く合っているし、その中での一服の清涼となるミカエラをさらに引き立たせている。酒場でのダンスも切れがあり見て楽しい。

Pollione さん | 東京都 | 不明

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ガランチャのMET盤と前後して入手しまし...

投稿日:2011/03/10 (木)

ガランチャのMET盤と前後して入手しましたが、両者を比較すると私はこちらのコベントガーデン盤の方が好きです。まずホセ役のカウフマンですが年齢を感じさせるアラーニャよりうんと若さを感じさせますし、(実年齢差は6才かな)歌い方も饒舌というよりパワー重視みたいなところがホセのイメージに合っています。カルメン役のアントナッチは確か50才位だと思いますが、年齢を感じさせないどころかカルメンの暗い情熱を十分に感じさせ、歌に緊張感があります。演技、踊りも申し分ありません。是もガランチャより優れているのではと思います。エスカミーリョは凛々しく、ミカエラは可憐に歌います。それらのため第一幕から、終幕までゆるみ無くこのオペラを聞かせ、楽しませてくれます。オケはパッパーノのうまさが目立ます。音楽のアクセント、歌わせ方、オケのドライブ本当に巧みです。2006年収録ですが、昨年の来日時は随分老けて、太ってしまったんですね。映像、舞台、演出は基本的にオーソドックスで安心感がありますし、録音も良い方だと思います。 この盤も解説に出演者のプロフィールが一部しか載っていません。すべてのディスクで充実させ手頂きたく、苦言を呈したいと思います。

ジャック さん | 新潟県 | 不明

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