バーンスタイン、レナード(1918-1990)

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CD 輸入盤

交響曲第3番『カディッシュ』、ミザ・ブレヴィス、『ひばり』 オールソップ&ボルティモア響、サンパウロ響、他

バーンスタイン、レナード(1918-1990)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8559742
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

バーンスタイン:交響曲第3番『カディッシュ』、『ひばり』、ミザ・ブレヴィス
オールソップ&ボルティモア交響楽団、他


20世紀の偉大なる指揮者、作曲家バーンスタイン。彼の残した録音と作品は、数多くのエピソードとともに永遠に後世に語り継がれていくことでしょう。このアルバムには、声楽を用いた3つの作品が収録されています。1955年『キャンディード』の脚本を書いたリリアン・ヘルマンがバーンスタインにフランスの劇作家ジャン・アヌイの劇「ひばり」の付随音楽を依頼しました。これは祖国愛に燃えるジャンヌ・ダルクを主人公にしたもので、バーンスタインはこの物語に、ボーイ・ソプラノのソロを含む独唱者、ナレーター、合唱、鐘、パーカッションという多彩な響きを齎す音楽をつけたのです。いくつかのトラブルはあったものの、録音までこぎつけたこの『ひばり』ですが、結局はお蔵入りになってしまい、33年という年月を経て、全く新しい『ミサ・ブレヴィス』に作り直されたのです。このアルバムでは『ひばり』も聴くことができます。重要な役割を果たすナレーターは名女優クレア・ブルームが担当しています。
 交響曲第3番『カディッシュ』はジョン・F・ケネディのレクィエムとして捧げられた問題作で、「聖なるもの」という意味を有しています。とりわけユダヤの人々にとって大切な言葉であり、バーンスタインはこの曲に多くの思いを込めているのです。通常は1977年に改訂された版が演奏されますが、指揮者オールソップはあえて大胆なカットが施される以前のオリジナル版を演奏。そのため語りの部分の比重が高まっています。(NAXOS)

【収録情報】
バーンスタイン:
● ミサ・ブレヴィス (1988)

 キリエ
 グローリア
 サンクトゥス
 ベネディクトゥス
 アニュス・デイ
 ドナ・ノビス・パーチェム

 パウロ・メストレ(カウンターテノール)
 サンパウロ交響合唱団
 サンパウロ交響楽団のメンバー
 録音時期:2012年11月29,30日
 録音場所:ブラジル、サラ・サンパウロ

● 交響曲第3番『カディッシュ』 (1963 Original version)
 第1楽章a:祈り
 第1楽章b:カディッシュ I
 第2楽章a:ディンドーラ
 第2楽章b:カディッシュ II
 第3楽章a:スケルツォ
 第3楽章b:カディッシュ III
 第3楽章c:フィナーレ
 第3楽章c:フーガ

 クレア・ブルーム(語り)
 ケリー・ナシーフ(ソプラノ)
 ワシントン合唱団
 メリーランド州立少年合唱団
 ボルティモア交響楽団
 録音時期:2012年9月28-30日
 録音場所:メリーランド州ボルティモア、ジョセフ・マイヤーホフ・シンフォニー・ホール

● ひばり(N.G.ルー、M.オールソップによる2012年演奏会版) (1955/2008/2012)

 クレア・ブルーム(語り)
 パウロ・メストレ(カウンターテノール)
 サンパウロ交響合唱団
 サンパウロ交響楽団のメンバー
 録音時期:2012年11月29,30日
 録音場所:ブラジル、サラ・サンパウロ

 マリン・オールソップ(指揮)

 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

内容詳細

女性指揮者オールソップによる、バーンスタインの声楽を伴った作品集、だが、オールソップは興味深い組み合わせをしている。ミサ・ブレヴィスとその原型となった劇付随音楽「ひばり」の演奏会版を並べ、交響曲第3番はオリジナル版を採っている。オールソップの指揮は明快で力強いものだ。(T)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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バーンスタインの声楽的作品の魅力を最近に...

投稿日:2018/02/01 (木)

バーンスタインの声楽的作品の魅力を最近になって意識し、再評価しています。交響曲第3番は久しぶりに聴くと大曲MASS等他作品の語法との共通点が目立ち、独自のバーンスタイン世界に嵌まります。『ひばり』や『ミザ・ブレヴィス』は初めて聴きますが、佳曲です。オールソップは師同様アメリカ音楽への取り組みが優れていて、アメリカ音楽についてのレパートリーが広く、今後の活動が楽しみです。

テリーヌ さん | Hyogo | 不明

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バーンスタインの合唱、語りを用いた作品を...

投稿日:2017/02/08 (水)

バーンスタインの合唱、語りを用いた作品を、弟子でもあったオルソップが、オルソップにしか出来ない、しかも、世に問うべき作品をサン・パウロ、ボルチモアという、最適な二つのオーケストラ、合唱、語り部を擁して、改作までして提示したシリアスな作品集。バーンスタインが、ガ―シュインの流れをくむアメリカ人でもあり、ユダヤ人としての伝統、宗教に乗っ取った20世紀の音楽家、知識人であった事を知らしめてくれる。地には平和を、で終わる短いミサ曲。さて、トランプの様な人間とその周りにいる胡散臭い人達に導かれるアメリカは、この音楽の様な世界観の方へ、向かうだろうか?そして、クラシックの音楽に出来る事とは、と、問う作品集。

sunny さん | 兵庫県 | 不明

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