バーバラ・オコーナー

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ほんとうの願いがかなうとき

バーバラ・オコーナー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784037269708
ISBN 10 : 4037269708
フォーマット
出版社
発行年月
2019年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
266p;20

内容詳細

「あたしの帰る場所はどこだろう?」やせた、のら犬のウィッシュボーンに自分をかさねるチャーリーは、毎日、かかさず、幸運のしるしをみつけては、ある願いごとをしていた。児童図書作家画家協会(米国)・クリスタルカイト賞受賞作。小学校高学年から。

【著者紹介】
バーバラ・オコーナー : 1950年、アメリカ合衆国サウスカロライナ州生まれ。サウスカロライナ大学を卒業後、UCLAで児童文学の創作ゼミを受講して作家への道を進む。『犬どろぼう完全計画』でウィリアム・アレン・ホワイト児童文学賞、『ほんとうの願いがかなうとき』でクリスタルカイト賞を受賞

中野怜奈 : 1983年、東京生まれ。津田塾大学大学院イギリス文学専攻修士課程修了。翻訳作品に『さよなら、スパイダーマン』がある。学校司書として勤務しながら、ミュンヘン国際児童図書館の日本部門を担当。国立国会図書館国際子ども図書館では非常勤調査員として翻訳業務に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ☆よいこ さん

    YA。父親が拘置所に入り母親は精神状態が不安定で、ひとり田舎に行くことになったチャーリー。姉のジャッキーは都会で友達と同居しておしゃれに楽しく生活しているのに、自分だけが、会ったこともなかった叔母夫婦と田舎臭い生活をしなければいけないのかと不満だった。チャーリーは、毎日ラッキーアイテムを探し「お願い」をしている。願い事は口に出すと叶わない。何年も「お願い」をしているのに叶わないことに、チャーリーは諦めを感じていた。▽子供の寂しさがとても切ない。周りの人がいい人ばかりでよかった。が子供受けするのかどうだろう

  • 杏子 さん

    こういう問題のある家族は日本にもたくさんいるんだろうと思う。今の時代に即した内容なのかも。本当の両親と暮らせないのは残念なことだが、ウィッシュボーンという忠実な飼い犬を見つけ、本当の友達も見つけたチャーリーがここを自分の本当の居場所と思えてきたのはよかった。装丁も可愛らしいと思う。

  • Incisor さん

    機能不全な両親のもと育った5年生の女の子チャーリーは、田舎に住むおばさん夫婦と暮らし始める。チャーリーは誰にも心を開かず、毎日切ないほどにありとあらゆるものに幸運のしるしを探し、願いごとをしている。その願いごととは。最初はぎこちなかったおばさん夫婦、友達、ご近所さんたち、そしてのら犬との交流を通して、少しずつ自分の居場所見つけていくチャーリー。願いごとばかりしていたチャーリーの心が、いつしか目の前にいる人たちに向かって生き生きと動き始めた。姉のジャッキーもこれまたとてもいい子で…抱きしめたくなる。

  • あーちゃん さん

    色々事件があったけど 最後はハッピーエンドだったかな

  • joyjoy さん

    願いは、思いもかけないかたちでかなうことがあるね。めぐみは、、、どんなものも、どんな状況も、めぐみとなりうると、今、思うことができるのは、自分がめぐまれていたからか?でもきっと、何もかもがそろっていたら、めぐみに気づくのはむずかしい気がするな。願いごとをせずにはおれないようなときをくぐりぬけたその先に、あれもこれも、めぐみだったと気づけるんじゃないかな。「願いごとばかりしていたから、気づかなかったんだ」というチャーリーの、「このあとどうなっても、いつもいいところをさがすようにしよう」との決意にグッときた。

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