バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)

もういちど輝くために、もういちど愛されるために、
すべてを手放し、羽ばたこう。
第87回アカデミー賞作品賞ほか 最多4部門受賞
作品賞/監督賞/脚本賞/撮影賞
『バードマン　あるいは（無知がもたらす予期せぬ奇跡）』

監督：アレハンドロ・G・イニャリトゥ
出演：マイケル・キートンほか
音楽：アントニオ・サンチェス

かつてヒーローとして一世を風靡した俳優が、己のエゴや、家族問題を乗り越え、再起をかけてブロードウェイに挑む姿を追った作品である。

オリジナル・サウンドトラックを手掛けるのは、パット・メセニー・ユニティ・グループなどでの活躍で広く知られるジャズ・ドラマー、アントニオ・サンチェス。ちなみに、イニャリトゥ監督と彼の出会いは、10年ほど前パット・メセニーのロサンゼルス公演である。
またアントニオ・サンチェスによるスコアの他、6つのクラシック楽曲が収録されている。これは映画の中でマイケル・キートン演じる主人公が舞台の音楽として選んだものだとか。

2015年のアカデミー作品賞・監督賞など４部門受賞作のサントラ。映像も全編ワンカットと実験的だが、音楽もほぼドラムのリズムだけという実験作。担当したのはパット・メセニー・グループのドラマー、アントニオ・サンチェス。リズムだけなのに緊張やユーモアなど人の感情が見えてくる。(円)(CDジャーナル　データベースより)