歌劇『サタネッラ』全曲　ボニング＆ヴィクトリア・オペラ管、サリー・シルヴァー、ワン・カン、他（２０１４　ステレオ）（２ＣＤ）

バルフェ：歌劇『サタネッラ』（２ＣＤ）
サリー・シルヴァー、ワン・カン
ボニング＆ヴィクトリア・オペラ管弦楽団

ダブリン生まれの作曲家マイケル・ウィリアム・バルフェは、７歳でポロネーズを作曲するなど、幼い頃から音楽の才能を示していました。ヴァイオリニスト＆舞踏指導家であった父に最初の音楽の指導を受けながら、ヴァイオリニストとしての才能を開花させていきます。それと同時に声楽の勉強も進め、イタリアに留学、ロッシーニに弟子入りをすることとなります。その後、歌手活動よりも作曲家としての活動に力を入れ、いくつかの英語による歌劇で大成功を収めることとなるのです。
　この『サタネッラ』は彼の23作目の歌劇で、1858年にコヴェント・ガーデンで初演されてから60年以上も各地の劇場のレパートリーとなっていた作品です。今回は名指揮者ボニングが作品に手を加え、新たな形の上演版を製作しました。悪魔との契約から逃れる術のないルバート、彼を愛するレリア、そして悪魔サタネッラ。登場人物たちの思惑が絡み合い、最後は愛の力が幸せをもたらすのです。（輸入元情報）

【収録情報】
● バルフェ：歌劇『サタネッラ、または愛の力』全曲
　リチャード・ボニングによる新演奏用エディション

　サタネッラ（女の悪魔）／サリー・シルヴァー（ソプラノ）
　ルパート伯爵（地主）／ワン・カン(テノール)
　レリア（ルパート伯爵の里親姉妹）／キャサリン・カービィ（ソプラノ）
　ステッラ（王女）／クリスティーン・トッチ（メゾ・ソプラノ）
　ホルテシウス（伯爵の家庭教師）／クェンティン・ヘイズ（バリトン）
　カール（従僕）／アンソニー・グレゴリー（バリトン）
　アリマネス（友人）／トレヴァー・ボウズ（バス）
　ブラカッチョ（海賊の頭目）／フランク・チャーチ（バリトン）
　ファースト・レディ／エリザベス・シコラ（メゾ・ソプラノ）
　ジョン・パウエル・シンガーズ
　ヴィクトリア・オペラ管弦楽団
　リチャード・ボニング（指揮）

　録音時期：2014年7月5,6日
　録音場所：マンチェスター、アームストーン・グラマー
　録音方式：ステレオ（デジタル）