SACD 輸入盤

音楽の捧げもの、14のカノン 鈴木雅明、バッハ・コレギウム・ジャパンのメンバー

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BISSA2151
組み枚数
:
1
レーベル
:
Bis
:
Sweden
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明


ハーグの旧カトリック教会に響き渡る極上のアンサンブル。
鈴木雅明とBCJメンバーによるバッハの『音楽の捧げもの』『14のカノン』が登場!


SACDハイブリッド盤。鈴木雅明率いるバッハ・コレギウム・ジャパンのメンバーによるバッハの『音楽の捧げもの』『14のカノン』が登場です!
 プロイセン王フリードリヒ2世が提示したといわれる単一主題に基づく『音楽の捧げもの』は1747年夏にライプツィヒにて成立。この曲集はバッハの作品の中でもとりわけ高度なポリフォニー技巧が駆使されており、整然としてしかも謎に満ちた楽譜の印象は「音による幾何学」とも言われます。
 『14のカノン』はゴルトベルク変奏曲の主題低音部に基づく14曲のカノンで1747〜1748年8月成立と推定されています。主題とその逆行形による2声のカノンの第1曲にはじまり、主題と対位主題、およびそれぞれの転回形による4声の二重カノン(第5曲)、基礎音上の5声の二重カノン(第11曲)、6声の三重カノン(第13曲)など、全14曲がさまざまな形を示す興味深い作品です。そして、ソナタ ト長調 BWV.1038はブランデンブルク協奏曲第3番の終楽章を思わせる軽快な第2楽章のフガートやフルートとヴァイオリンの憂いに満ちた二重奏が聴かせる第3楽章が印象的な作品です。
 鈴木雅明率いるBCJメンバーによる極上のアンサンブルでお楽しみください。(写真c Marco Borggreve)(輸入元情報)

【収録情報】
J.S.バッハ:
● 音楽の捧げもの BWV.1079
● アリア〜ゴルトベルク変奏曲 BWV.988
● 14のカノン(ゴルトベルク変奏曲の主題に基づく) BWV.1087
● フルート、ヴァイオリン、通奏低音のためのソナタ ト長調 BWV.1038


 鈴木雅明(チェンバロ)
 バッハ・コレギウム・ジャパンのメンバー
  菅きよみ(フルート)
  寺神戸 亮(ヴァイオリン)
  山口幸恵(ヴァイオリン、ヴィオラ)
  エマニュエル・バルサ(チェロ)

 録音時期:2016年8月
 録音場所:オランダ、ハーグ、旧カトリック教会
 録音方式:ステレオ(DSD/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND

ユーザーレビュー

総合評価

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  バッハの持ちうる技術・芸の精髄を詰め...

投稿日:2021/02/13 (土)

  バッハの持ちうる技術・芸の精髄を詰め込んだような曲目と演奏だ。「音楽の捧げもの」で今まで愛聴していたのはクイケン兄弟&R.コーネンによる1994年録音のディスクだったが、それとの聴き比べも実に愉しめた。クイケン兄弟によるBWV1079は、ミニマルな構成をもって室内楽を最大限の面白さを表現し聴かせるような感覚を味わってきた。 それに対し鈴木雅明率いるバッハ・コレギウム・ジャパンのメンバーによる当盤では、バッハの「秘儀」に参加しているような気になった。限定された素材ながら一曲ごとに光の当たり方が変わり、ぞくっとさせられた。おそらく1975年に発見された「14のカノン BWV1087」がカップリングされていることもあるのだろう、ひとつの素材が綾なす芸の究極を体験することで「秘儀」感がより一層増してくる。   その秘儀を体験した後の感覚は人それぞれだろうが、私は気持ちが研ぎ澄まされたような感覚をもたらされた。曲目的に音楽を大いに楽しむ…という類ではない。それよりバッハの奥の院に案内され、その中をそぞろ歩いたような気持になる。奥の院を出るときに最後に奏でられるソナタ BWV1038で柔らかで暖かな日差しを感じ、その秘儀が終わりを告げる…。 演奏の感想レビューにはなっていないが、晩年のバッハが目指した“究極のその先”の一端を味わえるディスクとしておすすめしたい。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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忘れてはいけない 鈴木雅明は鍵盤奏者であ...

投稿日:2018/10/04 (木)

忘れてはいけない 鈴木雅明は鍵盤奏者である BCJの指揮にばかり目が行きがちだ オルガンにハープシコードに優れた演奏を多々残している この”音楽の捧げもの”も鈴木のチェンバロが縦横に駆け回る フリードリヒII世のためにフルートが登場するのは自明のことだが 楽器編成は演奏者の裁量に任されているから様々な演奏形態が存在した 鈴木は最大5人までの合奏に留めた 寺神戸亮のVnと菅きよみのFlを前に立てながら通奏低音として支え彩り全体を牽引したのも見事だが ソロで弾いた二つのリチェルカレは圧巻だ また”〜捧げもの”に続いて弾いた”ゴルトベルク変奏曲”の最初の8つの基本低音による”14のカノン”の美しさは襟を正さねばという思いと包むような温かい感情の気が押し寄せてきた 第5カノンから弦が加わって和やかさが増し音楽は豊かに輝いた 最後に再びFlが加わってトリオ・ソナタを奏でて音楽の宴は終わる バッハの音楽は心安らかにしてくれる これは素晴らしい あなたも如何   

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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