CD

無伴奏チェロ組曲全曲 藤原真理(2011〜13)(2CD)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
NYCC27275
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲
藤原真理(2011−2013)


藤原真理2度目の無伴奏チェロ組曲の登場。DENONレーベルの無伴奏チェロ組曲がレコーディングされたのは1982年のことなので、今回の再録音はほぼ30年ぶりということになります。
 藤原真理はここ16年ほど、自分の誕生日にバッハの無伴奏チェロ組曲を全曲演奏するというコンサートを続けてきました。「誕生日にはバッハを」というこの企画公演で、年々評価を高めてきた藤原真理のバッハ演奏に対し、再録音を願う声も多かったので、今回の再録音の登場は注目されるところです。
 今回のレコーディングに際しては、前回の録音の際のスタッフが再び集まり、計8回のセッションが組まれることとなりました。録音会場の武蔵野市民文化会館小ホールは、「誕生日にはバッハを」で使われているホールでもあり、音の良さでも知られているため、セッション録音ならではの高音質も期待されます。(HMV)

【収録情報】
● バッハ:無伴奏チェロ組曲 BWV.1007-1012(全6曲)

 藤原真理(チェロ)

 録音時期:2011年12月19,20日、2012年1月23,24日/4月12日、2013年4月4,5日/11月8日
 録音場所:武蔵野市民文化会館 小ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

内容詳細

約30年ぶりに再び取り組んだバッハの無伴奏。これはいい。まことに歯切れが良くてリズミカル、さまざまな表情を見せながら良くうたい、語っている。舞曲集だったことを思い出させる軽やかさと深々とした思索とが交錯し、ベテランならではの奥深さを聴かせている。バッハは面白い。★(T)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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生身の藤原真理さんが目の前で弾くのを聴い...

投稿日:2020/03/06 (金)

生身の藤原真理さんが目の前で弾くのを聴いているようななまなましい空気感を感じられる良い録音です。全体に、落ち着いたテンポで一音一音噛みしめるように演奏されていると感じます。と言って、重いのではなく(むしろ風が吹くように爽やか)、一つ一つの音の意味が考え抜かれていて味わい深いということです。バッハの無伴奏は、各音の意味を考えず(と感じられるように)演奏されると、技巧的に完璧でも退屈します。その対極にあるのが、例えばこの演奏でしょう。音の出し方も好み。低音は飾り気なく実直に深々と、高音は花が咲くようにやわらかに空中に溶けていく。ちょっと聴くつもりが、つい惹きこまれてしまう演奏でした。

les_chaumes さん | 京都府 | 不明

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天空を駆けるといった感じの演奏だった旧盤...

投稿日:2015/02/05 (木)

天空を駆けるといった感じの演奏だった旧盤から30年、満を持しての全集だと思います。前回はコロンビア(DENON)でしたが、今回はNaxosからのリリース。しかし、藤原真理自身がライナーノートに書いているとおり、プロデューサーは同じ川口義晴氏。 新盤の演奏は、日本人の自然観のようなものが投影されたバッハという風に僕には聞こえました。本当に感覚的なものなのですが、精密に木材で組み上げられた日本建築が森を背景に雨に濡れているような。いわゆるバロックの王様としての石組みのバッハではなくて、日本の風土に根付きはじめたバッハを聴いたような気がします。10年ほど前に聴いた実演とは随分変わった気がします。藤原さん自身の演奏の深化なのか、それとも川口さんとの相乗効果なのか、色々考えさせられる新盤でした。

orisuke さん | 新潟県 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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