CD 輸入盤

ヴァイオリン協奏曲集 ユリア・フィッシャー、アカデミー室内管弦楽団

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4780650
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ヴァイオリン界の新星、ユリア・フィッシャー
Decca移籍第1弾!

25歳にしてすでに「21世紀を代表するヴァイオリニストの一人!」と称されるユリア・フィッシャーは、スロヴァキア出身のピアニストの母、旧東ドイツ出身の数学者の父のもと、1983年にミュンヘンで生まれました。3歳で母からピアノを習い始め、まもなくヴァイオリンに転向。アウグスブルクのモーツァルト音楽院でヴァイオリンを学び始めるや、彼女の人生にとってヴァイオリンはかけがえの無い大切なものとなります。その後ミュンヘン音楽大学で名教師アナ・チュマチェンコに師事(今ではこの母校で彼女自身が教鞭をとっており、ドイツの最も若いヴァイオリン教授として名を馳せています)。1995年、11歳の時にユーディ・メニューイン国際コンクールで優勝したほか、数々のコンクールでの優勝を重ね、その後は世界各地のオーケストラ、指揮者たちと共演しています。
 2004年にペンタトーンと専属契約を結び、8枚のアルバムをリリース。ペンタトーンでのデビュー盤となったハチャトリアン、プロコフィエフ、グラズノフの協奏曲集はドイツでのクラシック・チャート5位にチャートイン、グラモフォン・マガジンのエディターズ・チョイスでも取り上げられました。デビュー盤に続いてリリースされたバッハ:無伴奏、モーツァルト:協奏曲、チャイコフスキー:協奏曲、ブラームス:協奏曲の録音も同様に高い評価を得ています。
 そして、今回のデッカ・デビューはバッハの協奏曲集。このユリア・フィッシャーの清冽なバッハをぜひお聴きのがしなく!(ユニバーサルIMS)

【収録情報】
J.S.バッハ:
@2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV1043
Aヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV1041
Bヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV1042
Cヴァイオリンとオーボエのための協奏曲ハ短調 BWV1060
 ユリア・フィッシャー(ヴァイオリン)
 アレクサンダー・シトコヴェツキー(ヴァイオリン)@
 アンドレイ・ルブツォフ(オーボエ)C
 アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(アカデミー室内管弦楽団)

 録音:2008年6月、ロンドン

収録曲   

  • 01. Bach: Concerto for 2 Violins, BWV 1043: 1. Vivace 3:28
  • 02. 2. Largo ma non tanto 6:41
  • 03. 3. Allegro 4:35
  • 04. Violin Concerto No.1, BWV 1041: 1. (Allegro moderato) 3:28
  • 05. 2. Andante 6:22
  • 06. 3. Allegro assai 3:30
  • 07. Violin Concerto No.2, BWV 1042: 1. Allegro 7:15
  • 08. 2. Adagio 6:39
  • 09. 3. Allegro assai 2:31
  • 10. Concerto for Violin and Oboe, BWV 1060: 1. Allegro 4:57
  • 11. 2. Adagio 5:33
  • 12. 3. Allegro 3:34

総合評価

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レーベルを移籍してジャケット写真の化粧が...

投稿日:2013/05/07 (火)

レーベルを移籍してジャケット写真の化粧が濃くなったが、演奏の自然さ、音の柔軟さは変わらない。デッカの録音も、そうした彼女の音楽上の美点をしっかり捉えている。オーケストラがヴァイオリン左配置の現代型、奏法もこれまでの彼女のバロック録音(といってもバッハ無伴奏だけだが)と同様純粋に現代型である。ASMFにしては少人数の感じがはっきり出たコンパクトな響きにまとまっているのがとてもよい。たしかに、緩徐楽章のテンポの遅さは、バロック音楽の基本(第1楽章の四分音符=第2楽章の八分音符、等)を逸脱している。全体として、私のようなフィッシャーファンを喜ばせる魅力満載の出来だが、「バッハのヴァイオリン協奏曲全曲を1枚で聴ける新録音盤」の第一推薦とするには躊躇する。

ニャンコ先生 さん | Tochigi | 不明

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皆さんの高い評価にちょっと驚きつつ、久し...

投稿日:2011/05/15 (日)

皆さんの高い評価にちょっと驚きつつ、久しぶりに聴きなおしてみました。全曲にわたって、1、3楽章はとてもいいですね。軽やかで、クールだけど愉悦感も溢れてます。でも緩徐楽章はどれもテンポ設定が遅めで、 間延びして聴こえてしまうのがちょっと残念。「字あまり」という感じで、モタモタしています。きれいだし、たっぷり歌おうという意図なんでしょうが、バッハのコンチェルトにとってとても大切な、全楽章を通じたパルスの安定という面からすると、ちょっとどうかなという気がします。なので、おまけで★4つ。

angelico さん | 東京都 | 不明

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ユリア・フィッシャー初体験。で、うれしい...

投稿日:2010/04/19 (月)

ユリア・フィッシャー初体験。で、うれしい衝撃を受けた。H.ハーンがバッハを腑分けし、そこから緻密に理路整然と組み立てる趣だとすれば、J.フィッシャーはバッハにするりと入り込んで、その内側から充溢させていくとでも表現できようか。バッハの内部に分け入るその手際は鮮やか、というより本能的な感性の鋭さを感じさせるもので、そこでバッハとフィッシャーは一体化し、どこかバッハでどこがフィッシャーなのかもはや見分けがつかない。ここまでならどうと言うこともない。本質的に驚くべきことは、そこから得も言われぬ愉悦感がそこはかとなく滲み出てくるところだ。その愉悦はあまりにも自然であまりにも純粋であまりにも濃密で、人間をそのまさに中心から慰撫し暖める力に満ちている。音楽の救世主になる予感。

gairo さん | 北海道 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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