Blu-spec CD

ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ全集 レオニード・コーガン、カール・リヒター(2CD)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
COCO73112
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
Blu-spec CD

商品説明

デンオン・クラシック・ベスト100
コロムビア百年の歴史に刻まれたザ・ベスト! 高音質Blu-specCDで100タイトル・リリース

コーガン、リヒター/J.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ全集
巨匠コーガンとバッハの権威リヒターという意外な顔合わせによる録音は1972年ミュンヘンにおいてオイロディスクによって行われました。バッハの演奏解釈に高い見識をもつ二人は議論や様々な試みを積み重ね、結果はお互いの持ち味を失うことなくしかも相手の良さを取り込むというすばらしい内容に結実します。互いを高く尊重し友好的・親密な雰囲気の中、この歴史的名盤が誕生したと伝えられます。(コロムビアミュージックエンタテインメント)

【収録情報】
J.S.バッハ
・ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第1番 ロ短調 BWV.1014
・ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第2番 イ長調 BWV.1015
・ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第3番 ホ長調 BWV.1016
・ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第4番 ハ短調 BWV.1017
・ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第5番 ヘ短調 BWV.1018
・ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第6番 ト長調 BWV.1019
 レオニード・コーガン(ヴァイオリン)
 カール・リヒター(チェンバロ)

 録音時期:1972年
 録音場所:バイエルン放送局第3スタジオ、ミュンヘン
 録音方式:ステレオ(セッション)

【デンオン・クラシック・ベスト100】
来る2010年10月1日に会社創立百年の節目を迎える日本コロムビアは、その間というもの、営々とクラシック音楽の音盤、テープ、映像商品を製作・販売してまいりました。
 以前は現ソニー・ミュージックエンタテインメントや現EMIといった海外原盤の作品を国内盤化しておりましたが、SP時代から来日アーティスト、邦人アーティストのレコーディングも開始。1972年から本格化したPCMデジタル録音の開発により、クラシックの録音タイトル数は飛躍的な伸びをみせることになります。
 このたびの創立百年を記念してリリースいたします100タイトルは、いわばこの百年間のザ・ベスト。独オイロディスク、チェコ・スプラフォン原盤を含めて、現在もなおファンの皆様に愛され続けているロングセラー盤を売上げ枚数順に正直に並べました。
 このシリーズは、コロムビアといたしましては、初のBlu-specCDでの発売です。過去に優秀録音として国内外の多くの賞をいただいた「音」をそのままにBlu-specCDとしてリリースいたします。
 スメタナの「わが祖国」やドヴォルザークの新世界交響曲のような、同曲の決定盤として並び立っている名盤は、曲目の重複を避けずに敢えてセレクトしております。
 クラシック・ファンはもとより、これからクラシックの名盤探しに足を踏み入れるような初心者にも安心してお勧めできる名演奏のみの100枚です。(コロムビアミュージックエンタテインメント)

収録曲   

ディスク   2

総合評価

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Blue-specCDになって聴きなおし、改めてこ...

投稿日:2014/06/09 (月)

Blue-specCDになって聴きなおし、改めてこの演奏の高貴さに感銘を受けました。昔Suk盤を愛聴していた頃、LPでこの演奏を聞いたときには余りにそっけなく聞こえて、二度聴くことはありませんでした。 しかし、さにあらず。これほど真摯な演奏はありません。まさにジャケットの通り。この曲集が好きな人は聴くべき演奏でしょう。 先の方も書いておられますが、この曲は名演が多いです。 もっとViolinの美感を楽しむならグルミオー、滋味深いバルヒェット、古楽では、寺神戸亮など。 ただ新しいものになるほどBACHの音楽の核心から遠ざかって、表面的になるような気がします。 ただ、この演奏・録音は容赦がないので、再生が難しいと思います。 私の装置では、Pinコードをノイマンにして、やっとこの演奏の真価が分かりました。

まあくん さん | 大阪府 | 不明

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D.オイストラフと同郷のL.コーガンと言えば...

投稿日:2012/05/01 (火)

D.オイストラフと同郷のL.コーガンと言えば私などはその容貌からもあって澄んだ音色で攻撃的に冷たい演奏を行うヴァイオリニストという印象面と日本の佐藤陽子や天満敦子らの師匠であったという面が何かチグハグ感を持っておりました(特に佐藤との師弟関係の記事が時折新聞に掲載されていたのをよーく覚えております)。企画の意図がどうあれ、そのコーガンがこれまた意表をつく様に当時バッハ演奏の中核でもあったリヒターのチェンバロで1972年録音したバッハVソナタ集が本盤でありコーガン48歳、リヒター46歳の時でありました。ほぼ同年輩の二人による演奏は予測した事なのですがやや硬い厳しい仕上がりになっており先述したコーガンの引き締まった冷たいタッチと荘厳なリヒターのチェンバロは微妙なセンスの異なりがあるものの双方の持ち味を活かした楷書体?的結果となりました。時折曲によってはチェンパロが奥まった感じもしないではありませんが各曲での緩徐樂章での美しさは絶品ですね。兎に角この曲集には本盤演奏を含め名ヴァイオリニストによる優れた演奏が多い中で個人的にはもうちょっとソフトな当たりのグリュミオー/ジャコッテ盤も気に入っておりその時の気分次第で聴き分ける様になりました。なお、このコーガン/リヒターの演奏の各曲演奏トータルタイムは次の様になっておりやや全般的にはどちらかと言えば速い印象を持ちました・・・第1番BWV1014(4楽章トータル14’51)、第2番BWV1015(同15’06)、第3番BWV1016(同19’09)、第4番BWV1017(同17’00)、第5番BWV1018(同17’59)、第6番BWV1019(5楽章トータル17’41)。なお、リヒターには既に1966年録音でシュナイダーハンと組んだ演奏もありましたが私は未聴であります。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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 コーガンのグァルネリの緻密な音が聴ける...

投稿日:2010/07/26 (月)

 コーガンのグァルネリの緻密な音が聴ける。コーガンもリヒターも最盛期だから演奏はもちろん良い。まずは1番をかけると、いきなりリヒターの「我は神の僕なり、伏して聴くがよい」といった出だしで、思わず「へへー」と這い蹲ってしまう。ピリオド楽器に慣れた耳には重苦しく聞こえるかもしれないが、やっぱりこういう演奏も手元に置いておきたい。私も一番好きなのはバルヒェットだけど。シェリング・ヴァルヒャも秀逸だし、この曲には優れた演奏が多いと思う。

おっさん さん | 神奈川県 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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