CD

フーガの『電子』技法 高橋悠治(シンセサイザー)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
COCO73258
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

クレスト1000 第11回発売 30タイトル
高橋悠治/フーガの『電子』技法


対位法の大家として歴史に隔絶するバッハの、抽象性の粋であり、到達点でもある「フーガの技法」。楽器指定はなく、多くの演奏家によって想像力を駆使した独自のリアリゼーションと演奏が試みられてきました。高橋悠治が1975年に発表し、話題を呼んだこのシンセサイザー版は、そのひとつの極でしょう。「あらゆる演奏は編曲だが、抽象構造に色をつけることではない。元のものは存在しない。(高橋悠治自身によるライナーノーツより)」(COLUMBIA)

【収録情報】
・J.S.バッハ/高橋悠治編:フーガの『電子』技法

 高橋悠治(シンセサイザー)

 録音時期:1975年8月、9月
 録音場所:東京、尚美高等音楽学院、日本コロムビア・スタジオ
 録音方式:デジタル(セッション)

内容詳細

当時、まだ未発達のシンセサイザーだったが、今だからこそ前衛的に聴こえて、いまだに高橋の放った毒矢は、強烈な毒素が落ちていない。超保守派で時代遅れだったバッハの、強烈なパロディとも言える一作。第11回のクレスト1000シリーズ。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

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以前から断片的にしか知らなかった、この有...

投稿日:2012/04/22 (日)

以前から断片的にしか知らなかった、この有名な盤を遅ればせながらやっと購入しました。高橋悠治氏の本業はもちろん作曲家なのですが、演奏家として疑いなく最も多く手がけてこられたJ.S.Bachと氏の関係は、自分のような音楽の素人が(失礼にも)想像するに、なかなか微妙な所が有り、Goldberg, Partitaなどの演奏にはそれが多かれ少なかれ、影を落としているように思われました。このシンセサイザーによる「フーガの技法」は、そういった中で、氏が最も拘り無く自由にBachの向き合えた演奏ではないでしょうか。もちろんフーガの技法の演奏として、これが最上と言えるような演奏ではないでしょうが、それでも電子楽器によるこの自由な演奏は、「フーガの技法」の音楽構造をなんら損ねることなく、それを聴く悦びを直截に伝えてくれます。異色ながら、Bach演奏史にとって、決して忘れられない、印象的な盤の一つではないでしょうか。

mimi さん | 兵庫県 | 不明

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'75年録音。モーグ・タイプ55、EMSなどを使ったバッ...

投稿日:2006/07/23 (日)

'75年録音。モーグ・タイプ55、EMSなどを使ったバッハ作品集の一枚で、尚美学園で録音された。バッハの同曲から、コントラプンクトゥスの7曲を抜粋。2台のシンセサイザーの多重録音で作られ、ウェンディ・カーロス「スイッチト・オン・バッハ」以上に大胆な編曲が施されている。

涙のパヴァーヌ さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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