CD 輸入盤

オルガン作品全集 コープマン(16CD)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
2564692817
組み枚数
:
16
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


J.S.バッハ:オルガン作品全集(16CD)
トン・コープマン


器楽・室内楽・管弦楽・声楽と多岐にわたる分野でバッハ作品の見事な演奏を聴かせてきたトン・コープマンによるオルガン作品全集。
 オルガンの名手でもあるコープマンは、1982年から83年にかけてまずアルヒーフ・レーベルでバッハのオルガン名曲集とトリオ・ソナタ集の2枚のアルバムを制作、その後、1986年から90年にかけてノヴァリス・レーベルで6枚のアルバムを制作していました。
 これらアルヒーフ、ノヴァリスに続く3度目の挑戦としてテルデック・レーベルでスタートしたバッハのオルガン曲録音シリーズは、コープマンの願いが叶って全集プロジェクトとなったものでした。
 コープマンは1980年代初頭からエラート・レーベルで様々なレコーディングをおこなっていましたが、エラートにはすでにマリー=クレール・アランによるバッハのオルガン曲全集があったため、コープマンの全集録音の可能性は低いものでした。しかしそのエラートが1992年にワーナー・ミュージックの傘下となったことから事態は展開局面を迎えることとなります。
 ワーナー・ミュージックは1988年にテルデック・レーベルを傘下に収めていましたが、テルデック(テレフンケン)はバッハのカンタータ全集を1989年に完成させていたのにオルガン作品全集はまだなく、2000年のバッハ没後250年に間に合わせるべく、古楽部門の「ダス・アルテ・ヴェルク」で1994年にスタートし1999年に完成したのがこのオルガン作品シリーズ企画ということになります。
 ドイツやオランダの教会のオルガンを用いて録音されたこの全集は、オルガン・コラールのもとになった合唱コラールをアムステルダム・バロック合唱団の歌唱で収録するなど凝った内容となっているのも特徴。コープマンの意気込みの伝わるような自在で迫力のある演奏を優秀な音質で楽しむことができます。

【収録情報】
・幻想曲とフーガ BWV542
・フーガ BWV578『小フーガ』
・カンツォーナ BWV588
・前奏曲とフーガ BWV531、543、544
・幻想曲(とフーガ) BWV562、570、572
・パッサカリアとフーガ BWV582
・シュープラー・コラール集 BWV645〜650(コラール歌唱付き)
・18のコラール集BWV651〜668(コラール歌唱付き)
・トリオ・ソナタ全6曲 BWV525-530
・トッカータとフーガ BWV538、540、565
・トッカータ、アダージョとフーガ BWV564
・前奏曲とフーガ BWV532、566
・クラヴィーア練習曲曲集第3部(前奏曲とフーガ BWV552/コラール集BWV669〜689(21曲)/4つのデュエットBWV802〜805/カノン風変奏曲『高き御空よりわれは来たれり』BWV769a)
・前奏曲とフーガ BWV533、535、546、549、550
・フーガ BWV575
・前奏曲 BWV568、569
・アラ・ブレーヴェ BWV589
・幻想曲とフーガ BWV537
・前奏曲とフーガ BWV534、539、541、545、547
・フーガ BWV577
・トリオ BWV583
・ペダル練習曲 BWV598
・パストラーレ BWV590
・オルゲルビュヒライン(オルガン小曲集)BWV599〜644全曲(BWV634を除く)
・パルティータ BWV766〜768、770
・コラール BWV690、691、BWV705〜708、728、729、763、BWVAnh.II-47
・キルンベルガー・コラールとその他のコラール(BWV695a, 696, 698, 711, 714, 717-9, 721, 725, 726, 730-3, 735-42, 754, 758, 957, 1085, 1090-1120)
・ノイマイスター・コレクションのコラール集(BWV694, 697, 699-704, 709, 712, 713, 715, 716, 720, 722, 724, 727, 734, 743, 747, 749, 750, 755-57, 762, 765, Anh. II 49, 50, 58, 5つのdeest作品)
・前奏曲とフーガ BWV536、548、551
・幻想曲とフーガ BWV561
・8つの小前奏曲とフーガBWV553〜560
・幻想曲 BWV571、1121
・小さな和声の迷宮 BWV591
・協奏曲 BWV592〜597
・幻想曲と模倣曲 BWV563
・レグレンツィの主題によるフーガ BWV574
・フーガ BWV576、579

 トン・コープマン(オルガン)
 アムステルダム・バロック合唱団(コラール歌唱)

 録音時期:1994〜99年
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Fantasia Et Fuga in G minor BWV 542
  • 02. Fuga in G minor BWV 578
  • 03. Canzona in D minor BWV 588
  • 04. Prludium Et Fuga in B minor BWV 544
  • 05. Prludium Et Fuga in A minor BWV 543
  • 06. Fantasia in C minor BWV 562
  • 07. Prludium Et Fuga in Major BWV 531
  • 08. Pice D'orgue
  • 09. Fantasia in C Major BWV 570
  • 10. Passacaglia in C minor BWV 582

ディスク   2

  • 01. Chorale: BWV 140/7 - 6 Schbler Chorales
  • 02. Organ: Wachet Auf, Ruft Uns Die Stimme BWV 645 - 6 Schbler Chorales
  • 03. Organ: Wo Soll Ich Fliehen Hin) BWV 646 - 6 Schbler Chorales
  • 04. Organ: Wer Nur Den Lieben Gott LT Walten ) BWV 647 - 6 Schbler Chorales
  • 05. Organ: Meine Seele Erhebet Den Herren BWV 648 - 6 Schbler Chorales
  • 06. Organ: Ach Bleib Bei Uns, Herr Jesu Christ BWV 649 - 6 Schbler Chorales
  • 07. Organ: Kommst Du Nun, Jesu, Vom Himmel Herunter BWV 650 - 6 Schbler Chorales
  • 08. Organ: Vor Deinen Thron Tret Ich BWV 668 - 18 Leipzig Chorales
  • 09. Organ: Fantasia Super: Komm, Heiliger Geist, Herre Gott BWV 651 - 18 Leipzig Chorales
  • 10. Organ: Komm, Heiliger Geist, Herre Gott BWV 652 - 18 Leipzig Chorales
  • 11. Organ: An Wasserflssen Babylon BWV 653 - 18 Leipzig Chorales
  • 12. Organ: Schmcke Dich, O Liebe Seele BWV 654 - 18 Leipzig Chorales
  • 13. Organ: Trio Super: Herr Jesu Christ, Dich Zu Uns Wend BWV 655 - 18 Leipzig Chorales

すべての収録曲を見る >

総合評価

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この全集の最大の聴きものは、CD2,3に収...

投稿日:2021/06/20 (日)

この全集の最大の聴きものは、CD2,3に収録されている6つのコラール、18のコラール。オルガンコラールの元になった合唱曲がはいっている事。その合唱者18人の上手い事。早めのテンポのコープマンのオルガンと相まってこれほど退屈せず聴けたのも珍しい。トリオ・ソナタ(CD4)などコープマンの面目躍如とした最高のバッハが楽しめる。 但思ったのは、CD16枚の配列の仕方。BWV順でもなく、コラール、前奏曲順でもなく、何かバラバラ。取り出して聴くのに全然メーカーの配慮が感じられなかった。例えば、ヴァルヒァなどは、前奏曲、コラールと分けて配列しているので、10枚以上の全集もとても取り出して聴きやすい。 演奏そのものは、コープマンの個性が傑出しているだけに、残念に思った。勿論欠点も多々ある事も言っておく。

ねじれ者 さん | 福岡県 | 不明

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バッハのオルガン音楽の全容をほぼ知ること...

投稿日:2021/03/13 (土)

バッハのオルガン音楽の全容をほぼ知ることができる、貴重な音源です。 演奏は面白味はありませんが、落ち着いて聞くことができます。

aguri さん | 不明 | 不明

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コープマンは30年も前に最初に買ったブラ...

投稿日:2017/10/29 (日)

コープマンは30年も前に最初に買ったブランデンブルグがインテンポで面白くなかったので疎遠になっていた。久しぶりに購入してみたら、快速テンポで心地よい。オルガン曲は楽器の特性上強弱がつけにくく、眠くなるので聞き通すのが辛いのが多い。マリークレールアランの演奏会でも寝てしまった。コープマンの演奏は、2部、3部構成の曲で、各部の表情が引き分けられており、飽きさせない。確かにトリル等の装飾が多いかもしれないが、それほどいやらしいものでなく、これくらいの遊びがある方がオルガン曲を楽しく聞き通すには良いと思う。ハンブルクのザンクトヤコビ教会の特に高音の響きがあまり聞いたことがないもので新鮮だった。高調波成分が多いのかな。

Dinkelbrot さん | 群馬県 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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