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【中古:盤質AB】 Invention & Sinfonia: Gould

バッハ(1685-1750)

中古情報

新品ジャケット
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AB
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HMV record shop 渋谷
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基本情報

ジャンル
カタログNo
SRCR9171
日本
フォーマット
CD

収録曲   

  • 01. インベンションとシンフォニア第1番ハ長調
  • 02. インベンションとシンフォニア第2番ハ短調
  • 03. インベンションとシンフォニア第5番変ホ長調
  • 04. インベンションとシンフォニア第14番変ロ長調
  • 05. インベンションとシンフォニア第11番ト短調
  • 06. インベンションとシンフォニア第10番ト長調
  • 07. インベンションとシンフォニア第15番ロ短調
  • 08. インベンションとシンフォニア第7番ホ短調
  • 09. インベンションとシンフォニア第6番ホ短調
  • 10. インベンションとシンフォニア第13番イ短調
  • 11. インベンションとシンフォニア第12番イ長調
  • 12. インベンションとシンフォニア第3番ニ長調
  • 13. インベンションとシンフォニア第4番ニ短調
  • 14. インベンションとシンフォニア第8番へ長調
  • 15. インベスションとシンフォニア第9番ヘ短調

総合評価

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過去に何度も再発され、SACD黎明期にはシン...

投稿日:2012/12/17 (月)

過去に何度も再発され、SACD黎明期にはシングルレイヤーまで発売された名盤であるが、これを今更ながら購入する人間はよほど音質にこだわるマニアしかいないと思うし、そのマニアの期待を裏切らないような高品質なマスターサウンドを提供することがメーカーの最大の義務であることは言うまでもない。しかし最近は「待望のSACD化!」といって飛び付くと、不自然なまでに現代的な化粧が施された作為的なリマスターに愕然とするケースも少なく無く、今回のSACDも半信半疑ので購入となったが、幸いにして杞憂に終わった。今回のハイブリッドが正真正銘のセッションマスターからのリミキシングであることは、そのクリアなピアノの音質と、グールドの頭部が見えるかのような鼻声のリアルさを聴けば明らかであるし、シュワーという心地良いヒスノイズや、音にならない超低域ノイズがしっかり再生されるのを聴くにつけて、リマスタリングエンジニアのオリジナルマスターに忠実な良心的な仕事ぶりが伺える。一方、手持ちのシングルレイヤーの方はピアノの音像がふくらみ、細かなディテールも潰れ気味で、恐らくLP用に国内に送られたきたアナログマスターをダイレクトにDSD変換したものと推測される。「ピアニストを自宅に招いて演奏してもらっているよう」と言うと、あまりに月並で却って訝る向きもあろうかとは思うが、辺りを憚ることなくこう断言できるディスクにお目にかかかれる機会はそう多くはない。本SACDはマストバイだ。

meji さん | 神奈川県 | 不明

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素晴らしい演奏だ。グールドによるバッハの...

投稿日:2012/11/25 (日)

素晴らしい演奏だ。グールドによるバッハのピアノ曲の演奏は、いずれ劣らぬ名演揃いであるが、本盤におさめられたインヴェンションとシンフォニアも実に素晴らしい。収録順も、他の大方のピアニストのように第1番からの順番ではなく、グールドなりに考え抜かれた順番に並び替えられており、こうした点においても、グールドの同曲への並々ならない拘りが感じられるところだ。同曲は、もともとはバッハによる教育用の音楽と考えられていたところであるが、グールドによる個性的な演奏によって、他のピアノ曲と同様の一流の芸術作品として見られるようになったとも言えるだろう。それにしても、演奏は超個性的。グールドの演奏の場合は、次の楽曲においてどのような解釈を施すのか、聴いていて常にワクワクさせてくれるという趣きがあり、聴き手を片時も退屈させないという、いい意味での面白さ、そして斬新さが存在していると言える。もっとも、演奏の態様は個性的でありつつも、あくまでもバッハがスコアに記した音符を丁寧に紐解き、心を込めて弾くという基本的なスタイルがベースになっており、そのベースの上に、いわゆる「グールド節」とも称されるグールドならではの超個性的な解釈が施されていると言えるところだ。そしてその心の込め方が尋常ならざる域に達していることもあり、随所にグールドの歌声が聴かれるのは、ゴルトベルク変奏曲をはじめとしたグールドによるバッハのピアノ曲演奏の特色とも言えるだろう。こうしたスタイルの演奏は、聴きようによっては、聴き手にあざとさを感じさせる危険性もないわけではないが、グールドのバッハのピアノ曲の演奏の場合はそのようなことはなく、超個性的でありつつも豊かな芸術性をいささかも失っていないのが素晴らしいと言える。これは、グールドが前述のように緻密なスコア・リーディングに基づいてバッハのピアノ曲の本質をしっかりと鷲掴みにするとともに、深い愛着を有しているからに他ならないのではないかと考えている。グールドによるバッハのピアノ曲の演奏は、オーソドックスな演奏とは到底言い難い超個性的な演奏と言えるところであるが、多くのクラシック音楽ファンが、バッハのピアノ曲の演奏として第一に掲げるのがグールドの演奏とされているのが凄いと言えるところであり、様々なピアニストによるバッハのピアノ曲の演奏の中でも圧倒的な存在感を有していると言えるだろう。諸説はあると思うが、グールドの演奏によってバッハのピアノ曲の新たな魅力がより一層引き出されることになったということは言えるのではないだろうか。いずれにしても、本盤のインヴェンションとシンフォニアの演奏は、グールドの類稀なる個性と芸術性が十二分に発揮された素晴らしい名演と高く評価したいと考える。音質については、かなり以前にシングルレイヤーによるSACD盤が発売され、それは素晴らしい高音質であったが、ややピアノの音が硬質であるという欠点もあった。数年前にBlu-spec-CD化がなされ、これによってピアノの音に比較的柔らかさが宿ったとも言えるが、総体としては、SACD盤を凌駕するには至っていなかった。そのような中で、今般、ついに新たなDSDマスタリングに基づいたSACD化が行われることにより、さらに見違えるような良好な音質に生まれ変わった。残念ながらシングルレイヤーではないが、音質の鮮明さ、音圧の凄さ、音場の幅広さなど、いずれをとっても一級品の仕上がりであり、グールドのピアノタッチが鮮明に再現されるのは、1964年という録音年代を考えると殆ど驚異的であるとさえ言える。いずれにしても、グールドによる素晴らしい名演をSACDによる高音質で味わうことができるのを大いに喜びたい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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グールドの演奏はくせになる。 このCDを...

投稿日:2012/03/08 (木)

グールドの演奏はくせになる。 このCDを聴き込んで他の演奏者のCDと聴きくらべるとグルードの演奏が鼻歌とともにどこからか聴こえてきてその演奏に集中出来なくなる。 危険だが素晴らしい。

ユローヂィヴィ さん | 大阪府 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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