バスティアン・ヴィヴェス

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ポリーナ

バスティアン・ヴィヴェス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784796871952
ISBN 10 : 4796871950
フォーマット
発行年月
2014年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
原正人 ,  
追加情報
:
202p;21

内容詳細

※画像はイメージとなります

『塩素の味』の新鋭バスティアン・ヴィヴェス、最高傑作がついに登場!!

第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞した
期待の新鋭バスティアン・ヴィヴェスが描くフランス発、バレエ漫画!

バレリーナを目指すポリーナが6歳の時に出会った厳格な師、ボジンスキー。ボジンスキーがポリーナに教えたのは、バレリーナは努力や苦労を見せてはならないということ、そして、踊りを通して豊かな感情を表現するということ。その後、才能を認められ、アカデミーへと進んだポリーナだったが、一方で少しずつ踊ることへの喜びを見失いつつあった。喜びも悲しみも、成功も挫折もすべてバレエと共にあった。やがて時が経ち、再びかつての学び舎を訪ねたポリーナは……。
BD書店賞とACBD批評グランプリを受賞したヴィヴェスの最高傑作が、ついに登場。フランス漫画界が今最も注目する漫画家が描く、せつなく美しい物語。

【著者プロフィール】
1984年生まれ。2007年に『 Elles (s)』でデビュー。以降、現在までに20冊ほどの単行本を出版しており、タブレット型端末を用いた作画やアシスタントの使用など、従来のBDにはなかった制作方法を試み、作品が発表されるたびに注目を集める。BD新時代を象徴する実力派作家。

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読書メーターレビュー

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  • コットン さん

    バレエダンサーのポリーナと先生を軸にポリーナの成長する姿を描くバンド・デシネ。後半になるに従ってホロリとさせられる。

  • ちゃりんこママ さん

    何だろう?読んだ後泣けてきた。ポリーナのダンサーとしての成長と彼女を取り巻く舞踊界がドキュメンタリータッチの映画のように描かれている。日本と違って人物の表情も汗も効果線も無い。卓抜なデッサンのコントラストの強い描線で、私達は想像を掻きたてられてポリーナと感応できる。伸びる関節や筋肉、緊張感、寂寥感、そんなものまでも。「観客は見せようとしなければ、見ない」…どんな表現者でも然り尤もである。絵柄に抵抗があったが、読んでるうちにじっくり見入ってしまった。

  • ぐうぐう さん

    前作『塩素の味』は、絵で魅せる漫画だった。泳ぎや視線が、セリフ以上に雄弁に登場人物の胸中を物語っていた。反面、この『ポリーナ』はふきだしの多さに驚かされる。饒舌なほどに登場人物達は、言葉にして語るのだ。けれどそのことによって、誤解や軋轢が生まれていくのが皮肉だ。バレエがスポーツではなく、芸術である証しとも言える。バレエに対する様々な哲学がここでは語られているが、その狭間に立たされるのがバレエダンサーであり、彼女ら彼らは、自分の心と身体に相談しながら答えを見出していかなければならない。(つづく)

  • R子 さん

    フランスB.D.。踊ることを愛し、才能の開花を求め彷徨うポリーナ。身を置く場所で、自分を信じ輝こうとする姿が眩しかった。彼女は成功を手にしたけれど、失ったものも大きい。果たせぬ約束に叶わぬ恋。タイミングは合わないものね。新しい場所を求め、それでも今いる場所で生きようと決めるアレクセイやウィルソンの存在も印象的だった。

  • すけきよ さん

    『塩素の味』とはまたガラリと違う絵柄で語られる、天才バレリーナの成長物語。時間経過の描き方が巧みで、かつそれがある種のミスリードにもなっていて、ボジンスキー先生がメガネを外す瞬間の衝撃!

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バスティアン・ヴィヴェス

1984年フランス生まれ。ペニンゲン装飾美術学校を卒業後、ゴブラン映像学校でアニメーションを学ぶ。2007年に『Elle(s)』で本格的にBD作家としてデビュー。2009年、『塩素の味』でアングレーム国際漫画祭新人賞を受賞する。2011年刊の『Polina』でBD書店賞とACBD批評グランプリを受賞

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