ハンス・クリスチャン・アンデルセン

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バーナデットのモミの木 新装版

ハンス・クリスチャン・アンデルセン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784890138784
ISBN 10 : 4890138781
フォーマット
出版社
発行年月
1999年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
30cm,1冊

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読書メーターレビュー

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  • やすらぎ🍀 さん

    お日さまをたっぷり浴びて、早く大きくなりたい。大きくなればずっと遠くを見渡せて、広く美しい空が見えるだろう。たくさんの枝に小鳥が巣を作り、風に吹かれてゆったりと過ごしたい。野ウサギも飛び越えられちゃうくらいにまだまだ小さなモミの木の望みに、お日さまはこう伝えてくれる。ここにいることに喜びを感じていますか。時が過ぎて人間たちにとって丁度いい大きさになって、ずっと憧れていた世界に旅立つ日が来たのに、モミの木は悲しみに打ちひしがれてしまう。すべてに生命があることへの感謝を、人は楽しみが過ぎると忘れてしまうから。

  • buchipanda3 さん

    アンデルセンの童話を原作とした絵本で、クリスマスの木としてよく知られるモミの木のお話。雪景色の中、月明かりに照らされる小さなモミの木を描いた表紙がとてもいい雰囲気を醸し出す。バーナデットさんのタッチはどの絵も細やかで温かみがあり、気持ちをほんのりと穏やかに。そんな中、物語は寓話らしく人生観や無常観をちょっぴり考えさせられるもの。お日さまの光や風がモミの木に掛けた言葉がそっと残る。さらに大人や子供たちがモミの木にする態度は、そのまま人が行っていることを改めて客観的に気付かせる。短いけれど印象深い話だった。

  • クリママ さん

    もみの木は早く大きくなることだけを考えていた。大きくなって、夢見たように楽しかったのは、たった一夜だけ。そしてそのあとは…。「ここにいることを、よろこびなさい。」とお日様と風は言った。アンデルセンらしいと言えばその通りだけれど、クリスマスに読む物語として、悲しすぎる。

  • greenish 🌿 さん

    森の小さなモミの木は、まわりの木々のように早く大きくなってどこかへ行きたいと願っていました。ある年の冬、モミの木は切り倒され、クリスマスツリーになりました。最初は有頂天だったモミの木ですが…  ---軽井沢・絵の森美術館にて読了。 このお話は、Marimekkoデザイナーのサンナ・アンヌッカの挿画版で以前読んでいて、とてもデザインが美しかったのですが、こちらも優しい色使いが素敵です。 ちょっと切ないお話だけど、ない物ねだりをしないで、今を大切に暮らすことを教えてくれるようです。

  • 魚京童! さん

    だったら、海に行ったほうが良かったんじゃない?「ここにいることを、よろこびなさい」って太陽や風に騙された結果、このざまだよ。いっとき煌びやかな世界を味わってどん底。海を夢見た時代が一番良かったんだったら、そのまま海へ行くしかない。あとは後悔しか残らないなら、海へ行くべきだと思う。私が海を夢見た時は今なのだろうか。私も煌びやかな世界が終わって部屋の片隅でくすぶっているだけなのだろうか。あとは薪となるだけなのだろうか。

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