ハロルド・c・ショーンバーグ

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ピアノ音楽の巨匠たち

ハロルド・c・ショーンバーグ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784401640195
ISBN 10 : 4401640195
フォーマット
発行年月
2015年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
540p;22

商品説明


ピアノ音楽の巨匠たち(The Great Pianists)
ハロルド・C.ショーンバーグ 著、後藤泰子 訳


ピアニスト評論の名著として知られる「ピアノ音楽の巨匠たち」は、ニューヨーク・タイムズの音楽評論家でピューリッツァー賞受賞者でもあるハロルド・チャールズ・ショーンバーグ[1915-2003]の代表作。
 原書は1963年に初版、1987年に増補改訂版が刊行されたこの「ピアノ音楽の巨匠たち」は、当時のピアニストのナマな情報から過去の作曲家のピアノ演奏まで幅広く言及したというものです。
 バッハ、ベートーヴェン、ショパン、リストから、ホロヴィッツ、ケンプ、グールド、ポリーニに至るまで多くのピアニストについて、数々のエピソードのほか、ときに文献研究なども交えながらわかりやすく語るというスタイルで一貫、多くの音楽ファンや関係者にとって非常に便利な本として知られていました。
 今回は増補改訂版による翻訳での出版で、1977年に出版された翻訳本よりも4つ章が多く、分量も134ぺージ多い544ページとなり、さらに充実した内容となっています。(HMV)

第1章 揺藍期
第2章 油のようになめらかに
第3章 3度、6度、オクターヴ
第4章 横顔を見せるピアニスト、旅をするピアニスト
第5章 ワイヤー切断魔、手は高々と
第6章 移行期
第7章 アイルランドからボヘミアまで
第8章 ロマン主義とそのルール
第9章 結核、ロマン派、詩人
第10章 雷鳴、稲妻、催眠術、セックスアピール
第11章 アルペジオ氏、ほかのサロンピアニストたち、アメリカへの進出
第12章 さらにサロンピアニスト、そしてオクターヴの<革命>
第13章 神経質な二人
第14章 最初のアメリカ人
第15章 高潔な人々
第16章 知的なる暴君
第17章 神父の子どもたち
第18章 東方からの雷鳴
第19章 フランス的な小奇麗さ、正確さ、エレガンス
第20章 リスト門下とレシェティツキ門下の時代
第21章 地上に降りてきた大天使
第22章 小さな巨人ほか、リストが育てた巨人たち
第23章 レシェティツキの弟子たち
第24章 ショパンジー、ブッダ、その他のロマン派ピアニストたち
第25章 女性ピアニストたち
第26章 ピアノを弾く作曲家
第27章 ピアノを弾くファウスト博士
第28章 完璧プラスα
第29章 ピューリタン
第30章 花形ピアニストたち
第31章 新しい思潮、新しい様式
第32章 ベートーヴェンを創作した男
第33章 ロマン派の炎は消えず
第34章 20世紀のピアニズム
第35章 「雪どけ」以降
第36章 今様バッハ
第37章 カリスマ的人物二人
第38章 メイド・イン・アメリカ

内容詳細

目次 : ■第1章: 揺藍期 / ■第2章: 油のようになめらかに / ■第3章: 3度、6度、オクターヴ / ■第4章: 横顔を見せるピアニスト、旅をするピアニスト / ■第5章: ワイヤー切断魔、手は高々と / ■第6章: 移行期 / ■第7章: アイルランドからボヘミアまで / ■第8章: ロマン主義とそのルール / ■第9章: 結核、ロマン派、詩人 / ■第10章: 雷鳴、稲妻、催眠術、セックスアピール / ■第11章: アルペジオ氏、ほかのサロンピアニストたち、アメリカへの進出 / ■第12章: さらにサロンピアニスト、そしてオクターヴの<革命> / ■第13章: 神経質な二人 / ■第14章: 最初のアメリカ人 / ■第15章: 高潔な人々 / ■第16章: 知的なる暴君 / ■第17章: 神父の子どもたち / ■第18章: 東方からの雷鳴 / ■第19章:  フランス的な小奇麗さ、正確さ、エレガンス / ■第20章: リスト門下とレシェティツキ門下の時代 / ■第21章: 地上に降りてきた大天使 / ■第22章: 小さな巨人ほか、リストが育てた巨人たち / ■第23章: レシェティツキの弟子たち / ■第24章: ショパンジー、ブッダ、その他のロマン派ピアニストたち / ■第25章: 女性ピアニストたち / ■第26章:  ピアノを弾く作曲家 / ■第27章: ピアノを弾くファウスト博士 / ■第28章: 完璧プラスα / ■第29章: ピューリタン / ■第30章: 花形ピアニストたち / ■第31章: 新しい思潮、新しい様式 / ■第32章: ベートーヴェンを創作した男 / ■第33章: ロマン派の炎は消えず / ■第34章:  20世紀のピアニズム / ■第35章: 「雪どけ」以降 / ■第36章: 今様バッハ / ■第37章: カリスマ的人物二人 / ■第38章: メイド・イン・アメリカ / ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ / 〜バッハからポリーニまでクラシックの名ピアニストたちの演奏技法、 / パーソナリティまでを、膨大な文献などから導き出して生き生きと / 描写したエピソード集。音楽学校で課題図書的に読まれたりした / 普遍的な一冊に4つの章を追加した増補・新訳版。著者である / ハロルド・C・ショーンバーグは音楽評論家として初めて / ピューリッツァー賞を受賞したジャーナリスト。〜

【著者紹介】
ハロルド・C・ショーンバーグ : 1950年に『ニューヨークタイムズ』の音楽評論家となり、1960年から1980年まで主筆として活躍、80年からは文化ジャーナリストとなる。1971年にピューリッツァー賞を評論で受賞した。2003年ニューヨークで没する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ラー さん

    なかなかボリュームのある本だった。楽器の誕生から原著の増補改訂版がでた1987年までのピアノとピアニストの歴史。単なるピアニスト名鑑ではなく、300年の間の美学や趣味の変遷を追っていて面白かった。録音技術が誕生する前の時代の演奏家についても、当時の文献を豊富に用いて評価していてそこが個人的にはいちばん楽しめた。

  • 酒井貞道 さん

    録音がそもそもない時期のピアニストの話が過半を占める。時代によって演奏の規範や思想、常識が違い過ぎることがはっきりわかるように書かれていて面白い。これを読むと、《クラシック音楽の楽曲に対する解釈と演奏》に関して認識がゆさぶられること請け合いである。作曲者の意図を踏まえた演奏など、そもそも可能なのだろうか? なお、執筆当時に現役だったピアニスト(ホロヴィッツとリヒテルを除く)に関する記述は、あくまで暫定的な判断に基づくものと考えておかねばならないだろう。

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