ハルヴォルセン、ヨハン(1864-1935)

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CD 輸入盤

管弦楽曲集第2集(交響曲第2番『宿命』、古風な組曲、ベスレモイの歌、他)ヤルヴィ&ベルゲン・フィル

ハルヴォルセン、ヨハン(1864-1935)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CHAN10614
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ネーメ・ヤルヴィのハルヴォルセン!
注目の第2集は交響曲第2番『宿命』!


ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管とのワーグナー、ハーグ・レジデンティ管とのブルックナー、マーラーなど、これまで以上にハイペースで圧倒的な活躍を展開しているネーメ・ヤルヴィ。エストニアの音楽一家「ヤルヴィ家」の長老として絶大な存在感を放つネーメ・ヤルヴィが良好な関係を保ち続けているもう1つのオーケストラ、ノルウェーのベルゲン・フィルのコンビによるハルヴォルセン・シリーズの第2弾!
 近代ノルウェーを代表する国民的作曲家であり、ヴァイオリンの名手でもあったヨハン・ハルヴォルセンは、ベルゲン・フィルのコンサートマスター、首席指揮者を歴任するなど、ベルゲン・フィルとの関係は特別。グリーグの確立したノルウェーのナショナル・ロマンチシズムを発展させるなど、作曲家ハルヴォルセンがノルウェーの楽壇に与えた非常に大きいものです。
 前作第1集(CHAN10584)が大反響を得たヤルヴィ&ベルゲン・フィルのハルヴォルセン。注目の第2集には、『宿命』の副題を持つ傑作、交響曲第2番を収録! ベートーヴェンやチャイコフスキーのように全4楽章に登場する「運命のモチーフ」、第2楽章でオーボエが奏でるカンティレーナ・・・。ヤルヴィ&ベルゲン・フィルによる交響曲第2番の新しい録音は、ハルヴォルセンの音楽を多くの人々に届ける役割を果たすことになるでしょう!(東京エムプラス)

【収録情報】
ハルヴォルセン:
・古風な組曲
・3つのノルウェー舞曲*
・ノルウェーの旋律*
・ベスレモイの歌*
・交響曲第2番『宿命』

 マリアンネ・トールセン(ヴァイオリン)*
 ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団
 ネーメ・ヤルヴィ(指揮)

 録音時期:2009年8月24日−9月2日
 録音場所:グリーグホール(ベルゲン/ノルウェー)
 録音方式:デジタル

収録曲   

  • 01. I. Intrata: Allegretto moderato
  • 02. II. Air con Variazoini
  • 03. III. Gigue: Allegro - Allegro molto
  • 04. IV. Sarabande: Andante sostenuto
  • 05. V. Bourree: Allegro con spirito
  • 06. No. 1. ?
  • 07. No. 2. ?
  • 08. No. 3. ?
  • 09. Air Norvegienne, Op. 7
  • 10. Veslemoy's Song (Maiden's Song)
  • 11. I. Allegro moderato
  • 12. II. Romance: Andante con sentimenti
  • 13. III. Intermezzo: Allegro amabile
  • 14. IV. Finale: Allegro

ユーザーレビュー

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ヤルヴィによるハルヴォルセンの管弦楽曲集...

投稿日:2011/02/10 (木)

ヤルヴィによるハルヴォルセンの管弦楽曲集の第2弾であるが、第1弾に勝るとも劣らない名演だ。ヤルヴィは、若い頃から、特に北欧の知られざる作曲家の名作を熱心に録音してきたが、老いてもなおそうした情熱を失わない姿勢に大いに敬意を表したい。それにしても、ハルヴォルセンの管弦楽曲は実に親しみやすい。どの曲も、北欧の大自然を彷彿とさせるような美しい抒情豊かな旋律に満ち溢れていると言える。ノルウェーの作曲家と言えば、同時代の作曲家グリーグばかりに光が当たっているが、その作品の質の高さにおいては、殆ど遜色がないと言えるのではなかろうか。特に、本盤におさめらえた交響曲第2番は、グリーグが習作の域を出ない交響曲しか遺していないだけに、ハルヴォルセンの偉大さがよりクローズアップされる。第1番もなかなかの名作ではあったが、第2番には、チャイコフスキーの後期三大交響曲に顕著に見られるような運命のモチーフを効果的に用いるなど、とてもノルウェーのローカルな作曲家の範疇にはおさまりきらないような傑作と言えるのではないか。ノルウェー舞曲も、グリーグの作品も名作ではあったが、ハルヴォルセンのそれは、民族色の濃さにおいて、違った魅力があると言える。ノルウェーの旋律も、ヴァイオリンのソロとオーケストラが巧みに融合された実に美しい作品だ。いずれにしても、本盤は、ハルヴォルセンの再評価に繋がることについて、大いに期待を持てる名CDと高く評価したい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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