ハラルト・エゲブレヒト

人物・団体ページへ

ヴァイオリンの巨匠たち 叢書・20世紀の芸術と文学

ハラルト・エゲブレヒト

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784871984621
ISBN 10 : 4871984621
フォーマット
出版社
発行年月
2004年01月
日本
追加情報
:
22

商品説明

-序文より-
エッゲブレヒト氏は、この本を読んでゆくとすぐに気がつくと思うが、音楽に造詣が深く、非常に文化水準が高い家庭に育っている。彼はカール・ダールハウ スに師事している。また、同氏は、セルジュ・チェリビダッケからは、芸術という分野で妥協してしまうことがいかに危険で恐ろしいことかを、身をもって学 び取っている。ここでは、ヴァイオリニストたちだけに焦点をあてているが、どの部分を読んでみても、ヴァイオリンに関することに加え、各ヴァイオリニス トが生きた時代に触れるなど、非常に幅広く様々な次元に言及している。ヒトラーやスターリンなどの独裁政権下で、いったいどんな不安に打ちひしがれなが ら、ヴァイオリニトたちはキャリアを積んでいったのかが、ここでは鮮明に描写されている。
エッゲブレヒト氏はまた、単に成功を収めた大スター的なヴァイ オリニストばかりを取り上げるのではなく、不運にもあまり有名にはならなかったすばらしい才能の持ち主たちにも、スポットライトをあてている。このすば らしい本を読むと、彼らがいかに(政治的、個々の健康状態、各々のヴァイオリニストたちの活躍した時代の趣向、またその他特定の要因などの)予期せぬ困難を克服しなければならなかったのか、そして、計り知れない己れの才能をも、コントロールしなければならなかったのかがよく分かる。
●ハラルト・エゲブレヒト【著】 セツコ・シュヴァルツァ−【訳】 サイズ15×21cm 365ページ

内容詳細

どの曲を、誰が、どのように演奏しているのか。二〇世紀の演奏史に残る名演奏家の生涯と、その芸術。

目次 : いったい、ショービジネス?それとも音楽?/ 神童ブーム再来/ 先駆者たち/ スーパーマン/ 外交官、大使、そして専門家/ ドイツのヴァイオリン演奏芸術/ 甘美で炎のような音色/ 新しい音楽に意欲的に取り組んだ音楽家/ 野性的でやや妖しさを込めた演奏/ 王様のひとり〔ほか〕

【著者紹介】
ハラルド・エッゲブレヒト : 1946年、ドイツのヘルムシュタット生まれ。ベルリンとミュンヘンで、文学、音楽、芸術について学び、カール・マイの文学作品についての博士論文を修めたのち、「文芸評論家」の道を歩む。大学に入る前はヴァイオリニストのマックス・ロスタルに師事する。ベルリンでは、カール・ダールハウス教授に師事し美学を学び、南ドイツに活動拠点を移してからは、評論家活動をしている

シュヴァルツァー節子 : ミュンヘン在住。音楽を学びながら翻訳を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

アート・エンタメ に関連する商品情報

おすすめの商品