ハイナー・ミュラー

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ハムレットマシーン シェイクスピア・ファクトリー ハイナー・ミュラー・テクスト集

ハイナー・ミュラー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784624700706
ISBN 10 : 4624700708
フォーマット
出版社
発行年月
1992年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
20cm,326p

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mstr_kk さん

    15年くらい前に読んで、絶大な影響を受けたハイナー・ミュラー、久しぶりに読み直しましたが、やっぱり最高にクールです。30代前半に吉本隆明を頑張って読んだおかげで、意外にも『ハムレットマシーン』が理解できるようになっていました。『ハムレットマシーン』は、旧東側の共産主義に対してアンビバレントな感情を抱くマルクス主義知識人が、支配層と大衆の間での自己分裂に耐えられなくなって「いっそ機械になりたい」と叫び、最後の希望を女性に託す、という詩だと思います。それにしても、言葉が本当にカッコよくて痺れます。

  • misman さん

    基礎知識がなさすぎた... 再読して深めます

  • e.s. さん

    最後に包帯に巻かれ車椅子に残されたオフィーリアは、資本主義の戦争機械であるRAFやマンソンファミリーの女たちであり、また自殺を繰り返し亡くなったミュラーの妻の姿でもあろう。彼女たちはミュラーの言う、思考と生のパラドックスを生きた存在である。共産主義の崩壊とともにその芸術様式である演劇から役を降りたハムレットは甲冑をまとい、カフカの甲虫のごとく「逃走」する。「激しく待ち焦がれながら/恐ろしい甲冑を身にまとって/数千年」。逃走、待つことは、繰り返し言うならば歴史の内で思考と生のパラドックスを耐えることである。

  • MaRuTaTSu さん

    ずーっと読んでみたくて、ようやく読んだ!ちょっと前の自分なら、意味が分からなすぎて、なんだこれって打ち捨ててたかもしれんな。 とりあえず、衝撃でした。ブレヒトで止まっていた俺の現代劇が再び歩を進めだしたかな。

  • trash さん

    ”こちらはエレクトラ。暗闇の中心。拷問の太陽の下。世界のすべての首都にむけて、犠牲者たちの名において、伝えます。わたし、わたしが受け入れてきたすべての精液を吐き出します。わたしの乳房の乳を致死の毒に買えます。わたしの産んだ世界を回収します。わたしの産んだこの世界を、股の間で窒息させます。わたしの恥部に埋葬します。隷属の幸福を打倒せよ。憎悪、軽蔑、暴動、死よ、万歳。彼女が屠殺者の探検をもっておまえたちの寝室を通りすぎる時、おまえたちは真実を知ることだろう。”ハムレットの原型をかなり壊しつつも、登場人物の台詞

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ハイナー・ミュラー

1929年ザクセン生まれ。ブレヒトの後継者として東ベルリンの演劇界に登場するが、社会主義建設の矛盾を剔抉する作品が出版・上演禁止になる中で古典の改作に向かい、『ハムレットマシーン』、『メディアマテリアル』などを契機に西側で注目されるようになる。自ら演出も行い、1990年ドイツ座での『ハムレット』と自

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