SACD 輸入盤

弦楽四重奏曲集 Op.20 第1集 キアロスクーロ四重奏団

ハイドン(1732-1809)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BISSA2158
組み枚数
:
1
レーベル
:
Bis
:
Sweden
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明


ハイドン:弦楽四重奏曲集
イブラギモヴァ率いるキアーロスクーロ・カルテット!


SACDハイブリッド盤。今をときめくヴァイオリニスト、アリーナ・イブラギモヴァ率いるキアロスクーロ四重奏団。2016年4月、団としての初来日は大成功をおさめました。BIS初登場となる期待の新録音ではハイドンに挑みます。古典派と初期ロマン派のレパートリーを演奏する当団は仏Aparteレーベルよりベートーヴェン、モーツァルト、シューベルト、メンデルスゾーンのディスクをリリースし、いずれも好評をしております。
 今回収録されたのは6つの弦楽四重奏曲作品20より第1〜3曲(弦楽四重奏曲第31〜33番)です。全体を通し活気を保つ第31番変ホ長調。第1楽章のソナタ形式は均衡を保ち楽想の配分も巧みです。フィナーレはソナタ形式によっており、ほとんど一貫して強奏されております。第32番ハ長調。第1楽章はモデラートのテンポによるソナタ形式で、第1主題の構造は堅固で構築的です。第2楽章はカプリッチョと注記されて、二部分から構造上の自由さがあります。第4楽章は、「四主題フーガ」でコーダに入るまでは一貫してソット・ヴォーチェで演奏されています。第33番ト短調。第1楽章のソナタ形式は堅固に構築され、第1主題が支配的です。展開部でも各フレーズが第1主題によって開始されます。ハイドンの旋律的パラフレーズがあらわれる作品です。
 キアロスクーロ四重奏団のキリッとしまった演奏はハイドン向き。美術用語でコントラストを印象づける明暗法そして陰影法を意味する「Chiaroscuro(キアロスクーロ)」らしい陰影に富んだ演奏と言えましょう。(輸入元情報)

【収録情報】
ハイドン:
● 弦楽四重奏曲第31番変ホ長調 Op.20-1
● 弦楽四重奏曲第32番ハ長調 Op.20-2
● 弦楽四重奏曲第33番ト短調 Op.20-3

 キアロスクーロ四重奏団
  アリーナ・イブラギモヴァ(第1ヴァイオリン)
  パブロ・エルナン・ベネディ(第2ヴァイオリン)
  エミリー・ヘルンルンド(ヴィオラ)
  クレア・ティリオン(チェロ)

 録音時期:2014年2月
 録音場所:ブレーメン、センデザール
 録音方式:ステレオ(DSD/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND

収録曲   

  • 01. I. Allegro Moderato
  • 02. II. Menuetto: Allegretto
  • 03. III. Affettuoso E Sostenuto
  • 04. IV. Finale: Presto
  • 05. I. Moderato
  • 06. II. Capriccio: Adagio
  • 07. III. Minuet: Allegretto
  • 08. IV. Fuga a Quattro Soggetti: Allegro
  • 09. I. Allegro Con Spirito
  • 10. II. Minuet: Allegretto
  • 11. III. Poco Adagio
  • 12. IV. Finale: Allegro Di Molto

ユーザーレビュー

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素晴らしい”太陽クァルテット”の誕生 疾...

投稿日:2017/11/27 (月)

素晴らしい”太陽クァルテット”の誕生 疾風のように駆け来ったか 逆巻く怒涛のように襲い来ったか 否 爽風が波頭を掠めて滑り込んできた 意表を突かれた ピリオド楽器ピリオド奏法による演奏であることを一瞬忘れた だがだからこその演奏なのだと気づく 呆気に取られているうちに聴き終わってしまう 慌ててスコアを引っ張り出す そうハイドンはこう書いている ハイドン以外何ものでもない それにして第1番の歌い回しの自然さ語りかけの親密さは”何だ” 圧倒されているうちに第2番 これまで名うてのクァルテットの演奏を幾つも聴いてきた 陰影を濃くし歌うを過多にしロマンチックに流れていたなと識る キアロスクーロQの演奏は構造が見えそれに情感が常に寄り添っている 知情意に司られた音楽と言ったらいいだろうか そして驚かされた第3番 音楽に遠近法が差し込まれより立体構造が感じられる ハイドンがそう書いているのだ ベートーヴェン音楽の予感がもうここにある キアロスクーロQは見えなかったものを聞こえなかったものをわたしの前へ提示してくれた 作品20はハイドンが生んだ奇跡の傑作である お聴きになっては如何  

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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ハイドン(1732-1809)

ハイドンは1732年に生まれ、1809年に亡くなっています。その77年の生涯は、29歳から58歳までを過ごした30年に及ぶエステルハージ時代を中心に、それ以前とそれ以降の3つの時期に分けて考えることができます。「エステルハージ以前」の28年間は、幼少期の声楽やさまざまな楽器演奏の修行、青年期に入ってからの作曲の勉強に

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