CD 輸入盤

オラトリオ『天地創造』 メータ&イスラエル・フィル、パリ管弦楽団合唱団、ヘンドリックス、メリット、ダム(1986年ライヴ)(2CD)

ハイドン(1732-1809)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
HEL029657
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Israel
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

楽団創立50周年1986年のクリスマス・ライヴ
巨匠メータ&イスラエル・フィルによるハイドンの『天地創造』


イスラエル・フィルにとって1986年は、節目となる重要な年でした。半世紀前の1936年に名ヴァイオリニスト、フーベルマンの呼びかけに応じて集まった数多くのユダヤ人音楽家たちは、トスカニーニの指揮により同じく1936年12月26日にテルアビブで楽団の創立記念演奏会を開いています。
 このたび登場するハイドンの『天地創造』は、イスラエル・フィルが創立50周年を迎えた1986年12月25日のクリスマスに、1936年生まれで楽団と同様に50歳を迎えたメータが、イスラエル・フィルを指揮しておこなったコンサートの模様をライヴ収録したものです。
 ハイドンの最高傑作ともいわれるオラトリオ『天地創造』は、ユダヤ教の重要な聖典とされる旧約聖書の「創世記」と「詩篇」、ミルトンの「失楽園」をテキストの題材として、神による創造の第1日から第4日まで、生き物が出現する第5日と第6日、そしてアダムとイヴの登場と、創世の七日間を時系列に沿って3部構成で描いています。このように直截的にユダヤ教、キリスト教に共通する世界観で彩られた内容と、絵画的ともいうべき巧みな手法でわかりやすく活写される動物たちの魅力や、大合唱が動員されて聴き栄えすることなどから、欧米ではとりわけ人気も高く特別な作品として迎えられ、年末から年始にかけて取り上げられる機会も多く、クリスマス・シーズンの風物詩ともなっています。こうした内容だけに、演奏会の時期も併せて、プログラムに『天地創造』が選ばれたのはイスラエル・フィル創立50周年の特別な年を締め括るにふさわしいとの判断がはたらいてのことなのでしょう。
 ソリストには、ヘンドリックス、メリット、ヴァン・ダムと、世界的なスター歌手が揃えられ、合唱には、1976年に創設され10周年のアニヴァーサリーを迎えたパリ管弦楽団合唱団を迎えて、とびきりのイベントに華を添えています。
 ワーグナーやヴェルディのオペラでのたしかな手腕で知られるメータは、大規模な声楽作品についても、たとえば2009年にイスラエル・フィルとライヴ収録した『ドイツ・レクィエム』などからもわかるように、ここでもドラマティックな音楽運びでおおいに盛り上がりをみせているものとおもわれます。ちなみに、メータによるハイドンといえば、実演ではウィーン・フィルと交響曲第103番や第104番、第12番なども取り上げ、交響曲第22番をライヴ収録していたほか、音楽監督に就任した1998年にバイエルン州立歌劇場管とは『戦時のミサ』の映像作品も残していました。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・ハイドン:オラトリオ『天地創造』全曲

 バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ:天使ガブリエル、イヴ)
 クリス・メリット(テノール:天使ウリエル)
 ヨセ・ヴァン・ダム(バス・バリトン:天使ラファエル、アダム)
 パリ管弦楽団合唱団
 イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
 ズービン・メータ(指揮)

 録音時期:1986年12月25日
 録音場所:テルアビブ、マン・オーディトリアム
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

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ハイドン(1732-1809)

ハイドンは1732年に生まれ、1809年に亡くなっています。その77年の生涯は、29歳から58歳までを過ごした30年に及ぶエステルハージ時代を中心に、それ以前とそれ以降の3つの時期に分けて考えることができます。「エステルハージ以前」の28年間は、幼少期の声楽やさまざまな楽器演奏の修行、青年期に入ってからの作曲の勉強に

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