ノーマン・デイヴィス

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ワルシャワ蜂起1944 上 英雄の戦い

ノーマン・デイヴィス

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784560082461
ISBN 10 : 4560082464
フォーマット
出版社
発行年月
2012年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20

内容詳細

欧州大戦全般を俯瞰しながら、ポーランド史の文脈に「蜂起」を位置づける。肉声が伝える臨場感、抵抗運動の真実に迫る決定版。欧米各紙誌が激賞、英国の重鎮による圧巻の書。

目次 : 第1部 蜂起の前(連合国/ ドイツ軍による占領/ 迫り来る東部戦線/ レジスタンス)/ 第2部 蜂起(ワルシャワ蜂起)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Willie the Wildcat さん

    列強に翻弄される歴史。英国の亡命政府、本国地下抵抗組織、そして海外ポーランド軍の三者三様の死闘・苦闘。D-Dayの貢献の先には、一縷の望みの「W時」。一方、カティンの森事件、テヘラン会談など、大国に翻弄。果てはW時での見殺し。国際連盟の有名無実化で国際法も無力となり、独ソに引き継がれる傀儡政権。FDRの無関心以上に、シコルスキ将軍の死が致命的。時代の転機となるはずだったW時の結果のみならず、W時が果たした歴史的役割や如何に?下巻へ・・・。

  • 駄目男 さん

    第二次大戦は自由都市ダンツィヒのドイツへの編入要求と、ポーランド回廊を通過し東プロイセンとドイツ本土を結ぶ治外法権の道路建設の要求を強めたドイツに対し、ポーランド政府は要求を拒否。ここに大戦の火ぶたは切って落とされたわけだが、両国の死者は何とドイツ軍6万人、ポーランド軍21万6千人、ソ連軍1万1千5百人と膨大な数ではないか。たった5週間の戦いだっただけに意外に簡単に済んだように思えたが壮絶な戦争だったわけだ。何しろポーランド軍は150万人からの軍隊を投入したとあるから攻めるドイツ軍も必至だ。

  • スー さん

    ドイツの侵攻からワルシャワ蜂起までを丹念に書いてあります。当初は淡々と書かれていますが中盤からは当時の人達の日記や想いが綴られていくと感情を揺さぶられるようになりました。ゲットー蜂起は予想に反して飢えていたはずなのに1ヶ月近く抵抗しました。そして遂にゲットー内で一番高い建物にダビデの星とポーランドの国旗が翻り何もできなかったポーランド人を感動させました。ワルシャワ蜂起の時も絶滅収容所を解放すると百人くらい囚人が整列し「ユダヤ大隊は出動準備完了しました」と報告し蜂起軍と合流し多数が倒れました。

  • BLACK無糖好き さん

    ポーランドが歴史の上において、いかに厳しい状況下にあったかを痛感する。地政学的にもワルシャワは、ナチス・ドイツとソ連が直接に対峙する前線上にあり、西欧の民主主義陣営が一方でファシズムと戦い、もう一方でスターリン主義の共産主義に対峙するという状況下で発生した事件が「ワルシャワ蜂起」だった。しかし本書からも、当時の西側指導者たちがポーランド問題でスターリンに「妥協」する姿勢だった事が鮮明になる。抑圧からの解放を目指し、勝ち目のない戦いに挑んだ英雄たちによる壮大な叙情詩は、いざ下巻へ! 

  • ジュン さん

    ノーマン・デイヴィス『ワルシャワ蜂起1944』(白水社)。抵抗の国ポーランドをヨーロッパ史のなかに位置づけ直すのがデイヴィスの特徴だ。本書もそのデイヴィス史観がよく出ている。非常にドラマティックな作品で、これほどおもしろい本にはめったに出会うことができない。戦史に終わらない渋さがある。

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