ナンシー関 / リリー フランキー

人物・団体ページへ

小さなスナック 文春文庫

ナンシー関 / リリー フランキー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167622107
ISBN 10 : 4167622106
フォーマット
出版社
発行年月
2005年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,354p
16cm,354p

商品説明

小1の時、赤痢で隔離されたリリーと、小5の時、水疱瘡をうつして、友達の修学旅行を台無しにしたナンシーが、絶妙な立ち位置から繰り出す伝染病に、カレーに、中国、福田和子…。苔むす間もなく話題は転がり、思えば遠くへ来たけれど、そこに広がる風景は、ポジティブ世代に贈る妄想と諦念の荒野。二人の最初で最後の対談集。

内容詳細

小1の時、赤痢で隔離されたリリーと、小5の時、水疱瘡をうつして、友達の修学旅行を台無しにしたナンシーが、絶妙な立ち位置から繰り出す伝染病に、カレーに、中国、福田和子…。苔むす間もなく話題は転がり、思えば遠くへ来たけれど、そこに広がる風景は、ポジティブ世代に贈る妄想と諦念の荒野。二人の最初で最後の対談集。

目次 : 「バンドエイド」か「サビオ」か、それであなたが露呈する/ 福田和子はなぜモテる?「すごいテクらしいんですよ」/ インターネット普及で、はいたパンツの返品急増!?/ 近くて遠きは編集者。愛憎渦巻く!?締切り最前線/ 行く世紀、来る世紀。気を緩めるのはまだ早い!?/ 可愛い顔でこんなことを。本当は怖い?動物の話/ 「ポジティブ」全盛の世は妄想しつつ諦めていこう/ 約束の泣き、借物の笑い。私のことならほっといて/ 春。始まりの季節。新生活のクサい罠とは?/ タキシードとVシネマ。それは男の身だしなみ〔ほか〕

【著者紹介】
ナンシー関 : 1962年生まれ。消しゴム版画家、コラムニスト。2002年6月12日逝去

リリー・フランキー : 1963年福岡生まれ。イラストレーター。武蔵野美術大学卒業。小説、コラム、エッセイ、漫画、写真、構成、アートディレクターなど多岐にわたり活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • harass さん

    どうも、小説を読む気が無くなったので、軽い本をしばらく読む。ナンシー本の蔵書を探して借りる。リリー・フランキーとの対談本。んもう、実に脱力。どうでもいいとりとめのない話題を放談していく。ああいう長髪ジャーナリストって、冬になると肘当てつきのジャケットを着る、ロバート・レッドフォードみたいなの、という言葉の選びに爆笑。リリー・フランキーのいい加減さに改めて面白みを感じた。

  • 山田太郎 さん

    フランキーゴーズトゥハリウッドからとは知らなかった。昔クロスビートでちんこがどうしたとか書いてたイメージがまだ残ってるだけど、なんかえらく違うところにいってないかと思う今日この頃。対談モノってあんまり好きじゃないんだけど、これは笑えた。

  • これでいいのだ@ヘタレ女王 さん

    10年以上前のナンシー関と、リリーフランキーの対談。ほぼ同世代と言うこともありジョークやノリが、同じで思わずニヤリとした。頭の回転の早い2人のあ、うんの呼吸で繰り出される笑いは捻りも凄かった。 最後の追悼文でリリーが、まぁご察知の通り相も変わらず切れ味の悪い包丁で食パンをスライスするような毎日が押し出されるようにめくれてます。と言う文章が上手いなあ〜と感じましたわ。もっと続編読みたかった

  • saga さん

    リリー・フランキーとナンシー関(故人)の世紀末・新世紀対談。何やかや10年以上前のことで、彼らとはほぼ同世代の筈なんだけれど、今一つ話題に乗ることができなかった。書名どおりのスナックの片隅で、浮世の不満を語る彼らとは価値観が違うんだと認識させられたら、途中から読むのが苦痛になってきた。義務感だけで読了。ナンシーが10年後も消しゴムを彫っているかもしれないというコメントに、人生何が起こるか分からない無常を感じた。でも、ナンシーのテレビ消灯時間シリーズとかは読んでみたいと思う。

  • 3939タスタク さん

    本当ならもっと続くはずだった『小さなスナック』が、ナンシーさんの急逝により店じまいとなった訳だが、ナンシーさんが御健在なら人気シリーズになっていただろうに…。危なっかしい弟リリーさんを、『しょうがないねぇ』と言いつつ優しく見守る姉ナンシーさんと云う図式が、またこの対談集の大きな魅力なのかもしれない。『汚い字の100点より綺麗な字の0点のほうが、長いスパンで見たらツブシがきくと思う』と云う言葉は、何気に名言だと思う。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品