ショック・ドクトリン 惨事便乗型資本主義の正体を暴く 上

ナオミ・クライン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784000234931
ISBN 10 : 4000234935
フォーマット
出版社
発行年月
2011年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
400

内容詳細

自然災害や政変などの危機につけこんで、あるいはそれを意識的に招いて、人々が茫然自失から目覚める前に、およそ不可能と思われた過激な経済改革を断行する…。衝撃のベストセラー、待望の邦訳。

【著者紹介】
ナオミ・クライン : 1970年、カナダ生まれのジャーナリスト、作家、活動家。デビュー作『ブランドなんか、いらない』が世界的ベストセラーとなり、一躍、反グローバリゼーションの語り部となる。『ニューヨーク・タイムズ』『ガーディアン』『ネーション』など、さまざまな媒体で記事を発表している。トロント在住

幾島幸子 : 翻訳家

村上由見子 : 著述家(表象文化、エスニック研究)。慶應義塾大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ロア さん

    こ、これは……。「実録ホラー」「本当にあった怖い話」ですよ。このあと下巻ではどうなっていくんだろう。怖いよう…(;´・ω・)というか、この時点でもうまったく他国のこととは思えないんですけど。これ、日本でも普通にもう実施されちゃってますけど。。。

  • 幸猪 さん

    【暴かれた惨事便乗型資本主義の正体】 政治混乱の中 経済危機に見舞われた国では、IMFから莫大な融資をしてもらう見返りとして、@民営化の促進 A財政支出の削減 B貿易の自由化 C資金循環に対する規制撤廃...等があげられている。つまりこれ等は価値ある国家資産をほぼ全て略奪されるに等しい事。主に1970年代〜2000年代にかけてアメリカのシカゴ学派の権威ある経済学者達が新興国に対して行った 経済的ジェノサイドだ。と著者のナオミ・クラインは言う。

  • 壱萬弐仟縁 さん

    3.11原発事故の場合も、惨事便乗経済行動は確かにあった。立ち入り禁止区域へ泥棒に入る者もいたからである。正常な判断ができない精神状況のときを狙って、権力や金儲けが被災者を食い物にするというようなケース。人間失格ではなかろうか。洗脳された精神状況に付け入って、ひどい話だ。「ショック療法」とか、カンフル剤というが、あまりに社会経済に対する衝撃が大きすぎる。当然人間生活にも大きな影響が及ぶ。意図的に引き起こすなら、悪意のある誘導で市民はたまったものではない。世銀・IMFの構造調整、M.フリードマンも酷い。

  • ロビン さん

    カナダ生まれのジャーナリストが、ミルトン・フリードマンを旗頭とする新自由主義経済学者「シカゴ・ボーイズ」によって世界各地で行われた惨事便乗型資本主義について暴いた衝撃の書。堤未果さんの書籍や南米の関連本でも民営化や市場開放の危険、IMFやCIAのあくどさについては学んでいたので、その元本に触れた思いだが、それにしても恐ろしい内容だ。根本問題は人間の強欲であって、共産主義や資本主義というイデオロギーではないのだ。資本主義も共産主義と同じように腐敗しているのだ。経済に無関心ではいけないと痛感させられた。

  • ででちゃん さん

    そこそこ自明のことを或る程度詳述することで警鐘を鳴らす。 誰もが、 知っているけど、諦めている事。 大き過ぎる力には敵わない。

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