ドヴォルザーク(1841-1904)

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CD 輸入盤

【中古:盤質A】 交響曲第7番、ヴァイオリン協奏曲 クーベリック指揮バイエルン放送交響楽団、塩川悠子(1978,79)

ドヴォルザーク(1841-1904)

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基本情報

ジャンル
カタログNo
ORFEOR594031
レーベル
Germany
フォーマット
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

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ドヴォルザーク:交響曲第7番ニ短調作品70
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲イ短調作品53
ラファエル・クーベリック指揮バイエルン放送交響楽団

交響曲が1978年4月2日、協奏曲が1979年11月2日、ともにミュンヘン、ヘルクレスザールでのステレオ・ライヴ録音。
交響曲第7番は、モノラル期の1951年にフィルハーモニア管弦楽団とEMIに、ステレオ最初期の1956年にウィーン・フィルとDECCAに、1971年にベルリン・フィルとDGにそれぞれスタジオ・レコーディングをおこなっており、今度のライヴ録音はクーベリック4種類目の7番ということになります。
 もともとドヴォルザークの交響曲第7番は、後期3曲の中でも最もドイツ・ロマン派的色あいの濃い作品として知られており、民俗的リズムや素朴さの強調よりは、緊迫感とマッシヴで荒々しい迫力、ヴァイオリンの高域を多用した強靭で情熱的なカンタービレといったファクターが重要視される傾向にあったのは周知の事実。
 クーベリックは作品のそうした傾向を重視したのか、あるいは2つのヴァイオリン・セクションが束ねられた勁いサウンド(第4楽章第2主題確保部分など実に効果的)を求めたためか、バイエルン放響を指揮した演奏では珍しく、ここでは第2ヴァイオリンを右側に置いた通常スタイルの楽器配置を採用しているのがポイント。
 全体に、クーベリックの実演ならではの高いエネルギー・レヴェルと自在なアゴーギクが印象的な演奏で、特に第3楽章主部でのヴァイオリン・セクションの導きによる高揚感や、第4楽章におけるマッシヴな力感、情熱の激しさは圧倒的。大詰めのルバートに興奮した聴衆のブラヴォーも強烈です。
 組み合わせのヴァイオリン協奏曲では、ヴァイオリン両翼型の楽器配置が採用されています。なお、ソロの塩川悠子は、クーベリックの父で伝説的な名ヴァイオリニストだったヤン・クーベリックが使用していたヴァイオリン(ストラッド)を、ラファエル・クーベリックから贈られるほど親しい間柄だったとのこと。ここでの演奏もオーケストラとピタリと息の合った実に見事なものです。
 なお、リマスター音質は、スタジオの機材を一新しただけあって大変に良好なものとなっています。

収録曲   

  • 01. Violin Concerto in A minor, B. 96/B. 108 (Op. 53): Allegro Ma Non Troppo
  • 02. Violin Concerto in A minor, B. 96/B. 108 (Op. 53): Adagio Ma Non Troppo
  • 03. Violin Concerto in A minor, B. 96/B. 108 (Op. 53): Finale. Allegro Giocoso, Ma Non Troppo
  • 04. Symphony No. 7 in D minor, B. 141 (Op. 70) (First Published As No. 2): Allegro Maestoso
  • 05. Symphony No. 7 in D minor, B. 141 (Op. 70) (First Published As No. 2): Poco Adagio
  • 06. Symphony No. 7 in D minor, B. 141 (Op. 70) (First Published As No. 2): Scherzo. Vivace - Poco Meno Mosso
  • 07. Symphony No. 7 in D minor, B. 141 (Op. 70) (First Published As No. 2): Finale. Allegro

総合評価

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実はこのヴァイオリン協奏曲が塩川悠子さん...

投稿日:2009/01/14 (水)

実はこのヴァイオリン協奏曲が塩川悠子さんのものとも知らず、ずっと聞き続けていました。この演奏は指揮者もオケもむやみに荒ぶらず、見事にソリストをサポートしてゆく感じの演奏で好きでした。高い品性を感じる演奏だと思いました。絶対生でも聞いてみたい演奏です。あっ!クーベリックが・・・・。僕はこのコンチェルトの演奏、好きだなあ。

wien-de-wein さん | 東京 | 不明

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第8番も良いが、この第7番も良い。やはり手...

投稿日:2004/11/01 (月)

第8番も良いが、この第7番も良い。やはり手兵バイエルン放送響とのライブからは、かつてのVPO,BPOとのスタジオ録音にはない気合が感じ取れる。ヴァイオリン協奏曲もなかなかのもの。もっと演奏されていい曲だ。

アントン・ミントン さん | 横浜市瀬谷区 | 不明

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若干の荒さはあるもののDGのスタジオ盤をし...

投稿日:2003/07/20 (日)

若干の荒さはあるもののDGのスタジオ盤をしのぐ熱気とパワーは期待通りでした。この曲は旋律美と筋肉質な構造美がありますが、どこかほの暗い、ややもすると凶暴なにおいがします。そのあたりがスタジオ盤よりはっきりしてる感じ。協奏曲も同じモード。意外に?名曲だなと再認識。

fuka さん | 横浜 | 不明

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