ミラン・ドヴォルザーク:ジャズ・ピアノ・エチュード全集
名前を聞いただけで「チェコの作曲家」とわかってしまうミラン・ドヴォルザーク(ただし血縁関係はありません)。1960年代からチェコのビッグバンドのメンバーとして活躍するなど、良く知られたジャズ・ピアニストです。
このアルバムには彼の2つの『ジャズ・エチュード』が収録されています。この曲集の目的は、アマチュアのジャズ・ピアニストの技術とリズム感の向上にありますが、聴いていても面白いものばかりで、一つの曲集としての完成度の高さに驚くばかりです。ここでピアノを弾いているフラニェクはトロンボーンも得意とするミュージシャン。このアルバムがToccataレーベルへの初録音となります。(Toccata)
【収録情報】
ミラン・ドヴォルザーク:
● ジャズ・エチュード第1集 25のエチュード (1971)
● ジャズ・エチュード第2集 20のエチュード (1985)
ミラン・フラニェク(ピアノ)
録音時期:2015年4月19-25日
録音場所:チェコ、パルドゥビス・コンセルヴァトワール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)