ドヴォルザーク(1841-1904)

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CD 輸入盤

弦楽四重奏曲全集 シュターミッツ四重奏団(10CD) 

ドヴォルザーク(1841-1904)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BRL99949
組み枚数
:
10
レーベル
:
:
Holland
フォーマット
:
CD

商品説明

ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲全集、弦楽三重奏曲
シュターミッツ四重奏団
1987-93年デジタル録音。チェコ出身で、同郷の作曲家の名前を冠した「シュターミッツ四重奏団」の代表的録音。結成3年目から足掛け7年の歳月を費やしてドヴォルザークの弦楽四重奏曲を全曲レコーディングしたという内容で、もともとのレコード会社はドイツのBAYERレーベルでした。
 今回、オランダのBrilliantレーベルからライセンス・リリースになったことは、アルバムの内容を考えると非常に喜ばしいことで、ドヴォルザークならではの美しい旋律がふんだんに投入された数々の弦楽四重奏曲の魅力を、聴きやすい音&端正な演奏によって手軽に味わうことが可能になったと言えるのではないでしょうか。
 ドヴォルザークの弦楽四重奏曲は、ベートーヴェン、ショスタコーヴィチに次ぐ作品数を誇るもので、断章やピアノ曲の編曲(《2つのワルツ》)、歌曲集からのもの(《糸杉》)などを含めると、彼等の作品群に優に匹敵する規模に達していると見ることも可能です。
 とは言え、有名なのは《アメリカ》ばかりで、それ以外の作品は演奏される機会があまりなく、真価がなかなか理解されていないというのが現状で、そうした状況を打破するのがこのお手頃価格の全集と言えます。
 美しい旋律と綿密なアンサンブル書法の醍醐味が、室内楽のデリケートで芳醇な世界へ聴き手をいざなってくれる効能も抜群のこの「全集」、室内楽ファンに限らずお薦めできる内容の濃さがたまらなく魅力的です。

DISC.1
1.弦楽四重奏曲ニ長調B.18(第3番)
DISC.2
1.弦楽四重奏曲変ロ長調作品.4,B.17(第2番)
2.弦楽四重奏断章イ短調(アンダンテ・アパッショナート)
DISC.3
1.弦楽四重奏曲ホ長調作品80,B.57(第8番)
2.糸杉(夕べの鐘)B.152
DISC.4
1.弦楽四重奏曲ホ短調作品10,B.19(第4番)
2.弦楽四重奏断章ヘ長調B.120
DISC.5
1.弦楽四重奏曲ヘ短調作品9,B.37(第5番)
2.弦楽四重奏曲イ短調作品12,B.40(第6番)
DISC.6
1.弦楽四重奏曲イ長調作品2,B.8(第1番)
2.弦楽三重奏曲(テルツェット)ハ長調作品.74,B.148
DISC.7
1.弦楽四重奏曲ハ長調作品61B.121(第11番)
2.2つのワルツ作品54B.105
DISC.8
1.弦楽四重奏曲ニ短調作品34B.75(第9番)
2.弦楽四重奏曲イ短調作品16,B.45第7番)
DISC.9
1.弦楽四重奏曲変ホ長調作品.51,B.92(第10番)
2.弦楽四重奏曲変イ長調作品.105,B.193(第14番)
DISC.10
1.弦楽四重奏曲ヘ長調作品96,B.179(第12番)
2.弦楽四重奏曲ト長調作品106,B.192(第13番)

チェコ出身で、同郷の作曲者の名前を冠した「シュターミッツ四重奏団」による代表的な録音で、結成3年目から足掛け7年の歳月を費やしたドヴォルザークの弦楽四重奏曲を全曲収録したアルバムで、Brilliantレーベルによる徳用盤。《アメリカ》以外は交響曲に比べて演奏される機会が極端に少なく、その真価がなかなか理解されていると言い難いですが、その現在の状況を打破する、お手ごろな価格と高い演奏水準とが見事にマッチしています。ベートーヴェン、ショスタコーヴィチに次ぐ作品数を誇り、断章やピアノ曲の編曲(《2つのワルツ》)や歌曲集からのもの(《糸杉》)などの作品を含めると彼等の作品群に匹敵すると言えます。

収録曲   

クラシック曲目

すべての収録曲を見る

  • Antonin Dvorak (1841 - 1904)
    Quartet for Strings no 3 in D major, B 18
    演奏者 :

    指揮者 :

    楽団  :
    Stamitz String Quartet
    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Quartet
    • 作曲/編集場所 : 1869-1870, Bohemia
    • 言語 :
    • 時間 : :
    • 録音場所 : , [Studio]
  • Antonin Dvorak (1841 - 1904)
    Quartet for Strings no 2 in B flat major, B 17
    演奏者 :

    指揮者 :

    楽団  :

    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Quartet
    • 作曲/編集場所 : 1869-1870, Bohemia
    • 言語 :
    • 時間 : :
    • 録音場所 : , [Studio]

総合評価

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ドヴォルザークの弦楽四重奏曲全集はプラハ...

投稿日:2023/05/21 (日)

ドヴォルザークの弦楽四重奏曲全集はプラハ四重奏団のものを持っているが、演奏も録音もこのシュターミッツ四重奏団の全集が上回っている。ドヴォルザークは屈指のメロディメーカーであり曲の完成度とかうるさいことを言わなければ、有名な「アメリカ」以外でも聴く価値のある曲ばかり。弦楽四重奏曲というあまり売れ線ではない分野なので録音に恵まれていないだけのことである。

saitaman さん | 埼玉県 | 不明

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このボックスセットは素晴らしい。ドヴォル...

投稿日:2021/03/06 (土)

このボックスセットは素晴らしい。ドヴォルザークの弦楽四重奏曲はあまり有名ではなくても良い曲ばかりだ。ブラームス曰く、ドヴォルザークのゴミ箱から拾い集めた旋律で交響曲が一曲出来る、という程のメロディメーカーはカルテットでも同様です。

ぽんた さん | 静岡県 | 不明

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バイヤー盤のドヴォ弦四は、ちょっとお高い...

投稿日:2010/09/13 (月)

バイヤー盤のドヴォ弦四は、ちょっとお高い輸入盤で、なかなか手が出ず、また中古市場にも出回らず、縁のないものと思っていました。それが、この値段。ほぼ当時の一枚分ほどで全てが揃う。信じられない。演奏はアンサンブルを重視した精緻なもので、巨匠的な出しゃばりはなく、はったりめいた溜もなく、流れが留まることもない。それでいて、クライマックスでは見事な高潮感を与え、過不足のない見事なものだ。ちょっと聴きではなく、じっくり聞き込んでみたい。そんな演奏だ。

蓮華人 さん | 千葉県 | 不明

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