ドン・オーバードーファー

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二つのコリア 国際政治の中の朝鮮半島

ドン・オーバードーファー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784764106826
ISBN 10 : 4764106825
フォーマット
出版社
発行年月
2015年09月
日本
追加情報
:
20

内容詳細

韓国・北朝鮮現代史の決定版!!元ワシントン・ポスト特派員×元米朝交渉現場担当者による知られざる外交最前線。アジア・太平洋賞大賞受賞作の最新版、大幅増補改訂!3章計150ページ加筆、2000年代以降の激動の朝鮮半島情勢を元米政府当局者が徹底検証。国際的評価の高い旧版に最新の学術研究成果を反映。

目次 : 野鳥さえずる非武装地帯/ 始まりの終わり/ 深まる苦悩/ カーターの戦慄/ 暗殺とその余波/ テロと対話/ ソウルの民主化闘争/ ソウル五輪、国際社会へのデビュー/ モスクワの変心/ 立場を変えた中国/ 核問題への関与/ 脱退と関与/ 核兵器をめぐる対決/ 死去と合意/ 危機の北朝鮮/ 関与政策への転換/ 米朝枠組み合意の終焉/ 混迷の米韓同盟/ 裸の王様

【著者紹介】
ドン オーバードーファー : 米有数の国際ジャーナリスト。68年からワシントン・ポストでホワイトハウスを担当した後、外交専門記者。72年から75年まで北東アジア特派員として東京に駐在し、朝鮮半島情勢を取材。93年退職。97年、『二つのコリア』を上梓。2001年の第二版でその後の朝鮮情勢について加筆。第三版はロバート・カーリンとの共著として大幅な改訂版となる。ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院付属米韓研究所名誉理事長

ロバート・カーリン : 米朝交渉の舞台裏に最も精通した元米当局者の一人。71年〜88年CIA分析官、89年〜2002年国務省情報調査局北東アジア部長。この間、米朝交渉における米代表団の情報担当首席顧問を兼務し、92年から2001年まで事実上全ての米朝交渉に関わった。2002年には朝鮮半島エネルギー開発機構事務局長の政治担当首席補佐官に就任、北朝鮮側との交渉代表を務めた。スタンフォード大学国際安全保障協力センター客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • nnpusnsn1945 さん

    朝鮮現代史と米韓朝外交の流れについて把握できる。日朝交渉についても軽いが言及されている。(不審船事件は書いていなかったが)後半は北朝鮮の核問題についての比重が大きい。元版はアジア・太平洋賞を受賞している。淡々とした記述の中に、筆者(主にドン氏、朝鮮戦争中は陸軍中尉をしていた。2015年没)の実体験が混ざっており、韓国の大統領(朴正煕、盧泰愚、全斗煥等)や北朝鮮高官と対談した経験について語られている。

  • 樋口佳之 さん

    何かサジェストされる事はないかと読み切った感。半島ウォッチャーな方で無いとこの量と内容はなかなか大変。時折の大事件の後だけ追っている者としては、北朝鮮の権力者の行動の原理は、その行動がどれほど非道で、唐突に見えても意外に単純で要は本領安堵。むしろ関係各国の行動がただ安堵だけでは収まらないから揺れてしまっていて、合意が白紙に戻ったり、無為に時が過ぎ事態がどんどん悪化という様相では。新しい対話のきっかけが生まれ始めている事に祈るような思い。

  • BLACK無糖好き さん

    本書は米有数のジャーナリスト ドン.オーバードーファーが1997年に著した「二つのコリア」に、米朝交渉の舞台裏に精通した米元当局者のロバート.カーリンが共著として増補改訂した第三版。朝鮮半島をめぐる国際政治の現代史にドップリと浸る事が出来る濃厚な一冊。特に北朝鮮の核開発をめぐるIAEA、米国、韓国の間での交渉が、いかに複雑で困難であったかがよく分かる。1994年の緊張激下の中、カーター元大統領訪朝の裏でホワイトハウスの思惑が絡み合う緊迫の交渉劇は息を飲む程スリリング! 

  • 犬養三千代 さん

    ホーっとするくらい長かったのだが、テンポよく文章内容ともに読みやすかった。北が三人の独裁者に対して南は朴正煕の独裁が長かったがその民主化いこうは七人。 外交というものの本質が良くわかる。そしてトップの個人的な資質、性格も大いに外交に関わる。 拉致被害者を帰国させた田中均さんの相手方よ名前「柳敬」さんやはり2011年に処刑されたそうな。 今回の米朝会談どうなることか見ものです。核は放棄するのかなぁ?

  • かじやん0514 さん

    朝鮮半島のいまの情勢をつかむため、歴史的背景を知るには必読だろう。ブッシュ(子)政権による敵視政策は、完全に間違いだった。その帰結として現下の状況がある。これを回復するのは相当に困難。アメリカやその同盟国たる日本や韓国による、自らの政策の見直しと、朝鮮半島の分断状態をなくし、東アジアから核兵器をなくすという抜本策を行わないといけない地点に来ていると感じた。

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