ドロレス・レドンド

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バサジャウンの影 ハヤカワ・ポケット・ミステリ

ドロレス・レドンド

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150019143
ISBN 10 : 4150019142
フォーマット
出版社
発行年月
2016年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
448p;19

内容詳細

スペイン、バスク地方のバスタン渓谷で、連続少女殺しが発生する。絞殺された少女たちは森の中で、裸身を晒して仰向けに横たわるポーズをとらされていた。州警察は地元出身の女性捜査官アマイアに捜査主任を命じる。迅速に捜査を進めるべく奮戦するアマイアだが、故郷に戻ったことで否応なしに、捨てたはずの自分の過去に直面し、公私ともに追い込まれてゆく。さらに死体発見現場では、バスク神話の精霊である大男バサジャウンの姿が目撃されていた…歴史と伝説に彩られた秘境を舞台に展開する、大型サスペンス。

【著者紹介】
ドロレス・レドンド : 1969年サン・セバスティアン生まれ。法律と調理技術を学び、飲食業界で働く

白川貴子 : 国際基督教大学卒。英語とスペイン語の翻訳に携わる。獨協大学外国語学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • nuit@積読消化中 さん

    スペイン・歴史と伝説に彩られた秘境バスク渓谷で発生した連続少女殺人。犯人はシリアルキラーか伝説のバサジャウンか!?とワクワクしながら手に取りましたが、な、ながい…。またその話か!とツッコミを入れたくなるほどのヒステリック過ぎる長女のくだりは、読む側もゲンナリでしたが、これ、女性作家ならではのリアルな筆致だと思います。しかし、殺人事件そのものよりも、主人公を取り巻く諸々が長く、あっという間に残り数ページ、怒濤の展開で事件も解決するという、ちょっとちょっと!と思ったら、三部作だったのね…。

  • のぶ さん

    スペインのミステリーだが、今まで読んだものとは違い、スペインらしい描写はあまりなく、自然の情景が描かれているので、C.J.ボックスのような印象を受けた。最近自分が読んでいる本の傾向もあるのだろうが、主人公が女性の警察官で、家族観で問題を抱えている。被害者が幼い子供。これらの設定の本を続けて読んでいるので一種の既視感を覚えた。目新しい部分はバサジャウンという謎の人物を持ってきたぐらいで、特別な驚きはなかった。シリーズを続けて読むかは、その辺が解消されているか?皆さんのレビューを参考にしたい。

  • しゃお さん

    なんとも不思議な読了感。スペインバスク地方で起こった連続猟奇殺人事件。出身地で起こった事件という事もあり特別捜査本部の責任者に命じられたアマイアは、田舎に帰った事で封じていた自身の過去と、バスク地方の迷信や伝説の影に覆われ事件は混迷します。真犯人については伏線が分かりやすかったのと、犯行が続けられたのは運が良かっただけじゃないかというツッコミは置いといて、舞台となるバスクの渓谷地方の描写や、主人公を中心とした人間模様はなかなか興味深く読めました。続編も楽しみにしたいと思います。

  • ほちょこ さん

    主人公の女性があまりにも有能で、その行動一つ一つがつまんない人だなぁというキライはあったけど、ストーリーにはのめり込んでしまった。有能でいい子ちゃんなのは、幼少時代の悲惨な出来事の数々のせい?それにしても、これほどまでに周囲に愛されてることに、本当に彼女は気づいているんだろうか。次作、楽しみ。

  • むらさきめがね さん

    ヒロインとその周囲のキャラクターも念を入れて作りこみ、捜査の過程も丁寧に描写していて好感が持てました。主人公がバリバリの捜査官という設定で、仕事で科学捜査の最先端に携わりながらも自宅ではタロットの名手の叔母さんに占ってもらっていたり、こういった多面的なところは女性作家ならではといったところでしょうか。ちょっと男性を矮小化しすぎな気もしますが最後まで面白く読みました。

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ドロレス・レドンド

1969年サン・セバスティアン生まれ。法律と調理技術を学び、飲食業界で働く

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