ムーミン谷の十一月 講談社青い鳥文庫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062854566
ISBN 10 : 4062854562
フォーマット
出版社
発行年月
2014年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
320p;18

内容詳細

冬眠に入るまえの十一月。いやしをもとめ、ムーミンやしきに集まったフィリフヨンカ、ホムサ、ヘムレン、スナフキンたち。けれども、ムーミン一家は旅に出ていて…。共同生活をはじめるけど、ムーミンたちに会えないさびしさから、対立してばかり。でも、少しずつ見えないきずなが生まれて?トーベ・ヤンソンがおくるムーミン童話の最終巻!藤野恵美の巻末エッセイ付き。小学中級から。

【著者紹介】
トーベ・ヤンソン : 画家・作家。1914年8月9日フィンランドの首都ヘルシンキに生まれる。父は彫刻家、母は画家という芸術家一家に育ち、15歳のことろには、挿絵画家としての仕事をはじめた。ストックホルムとパリで絵を学び、1948年に出版した『たのしいムーミン一家』が世界じゅうで評判に。1966年国際アンデルセン大賞、1984年フィンランド国家文学賞受賞。2001年6月逝去

鈴木徹郎 : 北欧文学者。長野県生まれ。スウェーデン語、デンマーク語に精通し、北欧の名作を数多く日本に紹介した。のち、デンマークのコペンハーゲン大学大学院に留学。アンデルセン文学の研究を進めた。1990年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ♪みどりpiyopiyo♪ さん

    冬眠前の十一月。人恋しくてムーミン屋敷を訪れた人々。けれどもムーミン一家は旅に出ていて…。前作『ムーミンパパ海へいく』の裏側の物語です。■みんなで過ごすうちに、あれこれトラブりながらも それぞれが抱えていた問題が解決していったのが嬉しくて。助けを求めた人も、頑張って助けようとした人も、説教する人も同情する人も居ないのにね。■巻末には、フィンランド文学研究家 高橋静男さんの解説と、作家 藤野恵美さんから青い鳥文庫を読む子供達に向けたお手紙も。どちらもとても良かったです。(1970年)(→続

  • timeturner さん

    青い鳥文庫版で再読。つくづく不思議な話だ。ムーミン一家が出てこないムーミン物語。それぞれに問題を抱える連中が集まり、共同生活をする中で探していたものをみつけ帰っていく、セラピー合宿みたいな企画。児童文学でこういう話が書けるなんてそれまで誰も思わなかっただろうなあ。

  • 朔ちゃん さん

    前巻で、灯台島に出掛けたムーミン一家。留守とは知らず、ムーミン屋敷に集まってきたのは一癖二癖三癖もある方たち…。私の推しのフィリフヨンカさんもいる!主人公がいないまま(気配は感じつつも…)それぞれぶつかり合い、気付きを得て解散していく様は「冬」で感じた解放感に似て、とても気持ちが良い。そして、一家の帰還を匂わせるラスト…そう、ついに最終巻なのだ。解説にあったように、どんな変わり者でもムーミン谷はいつでも歓迎してくれる。なので私もまた再訪するつもりだ。【ムーミン9・最終巻】

  • ふくねこ さん

    初ムーミンです。なぜか幼少の頃からムーミンになじみがなく、アニメも見たことがありませんでした。あまりなじみのない登場人物ばかり(この話ではムーミン一家は登場せず)で作品世界に入り込めるかなと思いましたが、心配は無用でした。一癖も二癖もある人達が疑似家族を作り、やがてそれぞれの場所に戻っていく。冬に暖かい室内で読むとより作品世界に入り込める気がします。心がじわっと暖かくなる作品でした。

  • Y&C さん

    いろんな人が出てきておもしろい! この本って十一月に読むのも良いかもしれません。

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