小さなトロールと大きな洪水 講談社青い鳥文庫

トーベ・ヤンソン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784061485037
ISBN 10 : 4061485032
フォーマット
出版社
発行年月
1999年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,123p

内容詳細

パパはいないけどもう待っていられない。冬がくるまえに家をたてなければ。ムーミントロールとママは、おそろしい森や沼をぬけ、あれくるう海をわたって、お日さまの光あふれるあたたかい場所をめざします。
第2次世界大戦直後に出版され、再版が待ち望まれていた、ムーミン童話シリーズの記念すべき第1作。

この物語は、わたしが読んで好きだった、子どもの本の影響をうけています。たとえばジュール・ヴェルヌやコローディ(青い髪の少女)などが、ちょっぴりずつ入っています。でも、それがいけないということはありませんよね?
とにかく、これはわたしがはじめて書いた、ハッピーエンドのお話なのです!――序文より――トーベ・ヤンソン

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読書メーターレビュー

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  • たぬ さん

    ☆4.5 シリーズ1作目だけどちゃんと世に出たのは一番最後なのだとか。イラストのタッチは後年のものとはちょっと違っていて(ムーミンが痩せている!)、おなじみキャラはスニフとニョロニョロが出てくるのみ。行方不明のパパを探す道中、出てくる土地や生物が神秘でメルヘンでわくわくでね。アリジゴクは怖かったけど。そこらじゅうが甘味で移動はジェットコースターだなんて素敵!

  • シルク さん

    ママー(*´ω`*)v…これまたムーミンママが素敵な作品。ミルクが好物だっていう箇所が好きで繰り返し読んでいる。「ムーミントロールのママは、まよわずまっ白な小川にいきました。ミルクが大すきなのです。(ムーミントロールという生きものは、たいていミルクが好物です。すくなくとも、ちょっぴり年をとってくるとね。)」(39頁)…この人が好物だって言うと、途端にその食べ物が堪らなく魅力的に、至高の美味に思えてくる。そういうのってある。同じくミルクが好物だというので忘れがたいのがダライ・ラマ様の自伝。「ツァンパ――大麦

  • くらげ@ さん

    (☆☆☆)本来は第1作目であるはずお話。そのため今のムーミンとはやや異なる風貌。パパに放浪癖があることやムーミンたちが実は小さいということを初めて知りました。そしてムーミントロールはたくさんいるんですね(笑)。TVみていたのに知らないことばかりでした。これからもムーミンシリーズは読んでいこうと思います。

  • ぴょこたん さん

    3日後にムーミンバレーパークに行くので、予習。つい30年前まで、絶版で幻の第一作と言われていたそうだ。ムーミンの絵も、まだ可愛くないキャラ。でも、イラストがいっぱいあり楽しかった。ムーミン谷に住む前の話だと分かり、何か得した気分。チューリッパというキャラのネーミングは日本人によるものなのか?ムーミン大辞典で今度調べよう。

  • はるき さん

    ムーミン展に行ってきたので再読。大災害の不安の中で、何があっても優しく頼もしいママとムーミンのお話。ヤンソンの両親がモデルと言われるパパとママだが、だったらムーミンはヤンソン自身?そういう空想にふけりながら読んだ。母は強し。家族が第一。

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人物・団体紹介

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トーベ・ヤンソン

1914年〜2001年。フィンランドのヘルシンキ生まれ。作家、画家。1945年に執筆された『小さなトロールと大きな洪水』を皮切りに、「ムーミン」シリーズを発表し、世界的に高い評価を獲得。国際アンデルセン大賞をはじめ、数多くの賞を受賞した

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