コルチャック先生 子どもの権利条約の父 講談社の翻訳絵本

トメク・ボガツキ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062830508
ISBN 10 : 4062830507
フォーマット
出版社
発行年月
2011年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
29cm,32p

内容詳細

すべての子どもたちは愛され、教育を受け、その命を守られなければならない…。ナチス占領下のポーランドで、ユダヤ人孤児たちと運命をともにした医師、ヤヌシュ・コルチャック先生の真実の物語。

【著者紹介】
トメク・ボガツキ : 1950年ポーランド生まれ。ワルシャワ・アート・アカデミー卒業後、画家・彫刻家・デザイナーと多方面で活躍し、’73年より子ども向けのイラストレーションを手がける。その独自のスタイルによって絵本作家としても国際的に評価されている

柳田邦男 : 1936年栃木県生まれ。「いのちの危機」をテーマに、ノンフィクション・ジャンルの作品を半世紀にわたって書き続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おか さん

    『子どもの権利条約』の父 ヤヌシュ・コルチャックの生涯を描いた絵本。柳田邦夫さんの翻訳です。ポーランドに生まれたコルチャックは 貧しい子供達 特にユダヤの子供達を助けるために「子どもの家」を作り上げ 全ての子供達は愛され、教育を受け、命を守られなければならないという事を実践し そして 愛する子供達とナチスドイツによって殺された。ゲットーから強制収容所に向かう先生と子供達の絵が印象的です。柳田さんの翻訳 初めて読ませて貰いました。

  • Nobuko Hashimoto さん

    輪読ゼミでコルチャック先生を取り上げるので、関連本を集中して読もうとたくさん借りてきた。こういう絵本は、当時の様子をちゃんと調べて描き込んでいるのだなあ。コルチャック先生の建てた孤児院や、その内部、夏のキャンプなどは別の絵本(汐文社の伝記絵本)の巻末に載っている写真どおり。本書は訳がいいのか、最後の方ではぐっと涙を誘う。

  • けんちゃん さん

    受難節の教会学校の説教の参考書として。同時に読んだ「子どものためのコルチャック先生」と内容的にはほぼ同じような感じですが、イラストのインパクトがとても強く、特にコルチャック先生の表情がとても深く、重く悲しげな表情が子どもたちの苦難を憂いているように見えます。今でこそ、子どもの権利条約が制定され、子どもの幸せが公に言われるようになりましたが、「子どもの人生が大人の都合に左右される」ことが当たり前だった社会にはコルチャック先生の考え方はかなり衝撃的だったのだろうなぁと想像できます。

  • みつばちい さん

    他のコルチャック先生の絵本と読み比べ。こちらの方が時系列が児童にはわかりやすいが、巻末資料が充実していたもう一冊の方を勤務先に購入した。細部が他の本と違ったが、どちらが正しいのかなぁ、、(お父さんとの関係など)

  • ベル@bell-zou さん

    強制収容所への駅までの行進。作中このシーンが一番明るく描かれていることが、この後の悲劇をより一層辛いものにする。差別、迫害、虐殺…その言葉よりも“ユダヤの人をこの世から消してしまう”という一節。胸に突き刺さる表現に思考が止まる。大勢を助けた美談は生き残った人達により広く伝えられる。けれど。コルチャック先生は子供達と最期をも共にした。白馬の王さまになりたかった先生の無念の表情に、拳が震える。先生が守ろうとした未来にいる私達は、私達の未来に先生が守ろうとした理念を繋ぐことが出来るのか問われている気がした。

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トメク・ボガツキ

1950年、ポーランド生まれ。ワルシャワ・アート・アカデミー卒業後、画家・彫刻家・デザイナーと、多方面で活躍し、絵本作家としても国際的に評価されている。『ねことねずみ』は、彼の代表作でもあり、ミュンヘン国際青少年図書館の『ハロー・ディア・エネミー!』コレクションに選出されている。主な著書は、『すき』

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