トマス・ピンチョン

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逆光 上 トマス・ピンチョン全小説

トマス・ピンチョン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784105372040
ISBN 10 : 4105372041
フォーマット
出版社
発行年月
2010年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
862p;20

商品説明

これがあのピンチョン!? 時空を超えた感動に誘う世界沸騰の巨篇がついに刊行。

フロンティア消滅直後の19世紀末アメリカ。謎の飛行船〈不都号〉を駆る「偶然の仲間」が探し求めるは……砂漠都市シャンバラ! 地球空洞説に未確認生物、探偵に奇術師が跋扈する冒険と博覧会の時代が戦争の世紀を切り拓くとき――超弩級作家が紡ぐある一族の運命、出会いと別れ。原書2006年刊、『重力の虹』を嗣ぐ傑作。

内容詳細

フロンティア消滅直後の19世紀末アメリカ。飛び立つは謎の飛行船“不都号”。文学史にそびえる金字塔『重力の虹』を嗣ぐ著者最大最長の長篇、空想科学冒険少年スパイ超能力探偵SM陰謀ミステリ歴史。

【著者紹介】
トマス・ピンチョン : 現代世界文学の最高峰に君臨し続ける謎の天才作家。寡作な上に素顔も経歴も非公表だが研究者により以下が判明している。1937年5月8日、ニューヨーク州ロングアイランド生まれ。ピンチョン家はアメリカ最古の家柄のひとつで父は測量技師。16歳で名門コーネル大学に入学、応用物理学を専攻するも英文科に転じ、2年間の海軍生活ののち最優等で卒業。2年ほどのボーイング社勤務後は作品以外の消息を完全に絶つ。1963年、『V.』でデビュー、フォークナー賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ソングライン さん

    1893年にシカゴ万博会場に到着する飛行船、それに乗る5人の少年たち。彼らの冒険譚かと思われた物語に、アメリカ西部の鉱夫ウェブ・トラヴァースが無政府主義のダイナマイト爆弾犯ではないかと疑われ、資本家の差し向けた刺客に殺される事件が並行して語られ始めます。さらに、関係が不透明な探偵、写真家、女優のエピソードが語られてゆく混沌の世界と複雑なジョークと比喩が加わり、振り回され圧倒される850ページ。何とか読み切り、下巻へ。

  • イシザル さん

    この上なく読みにくいのに、1900年代にタイムスリップした様な全世界をまたにかけた大冒険が終わるのが悲しいー不思議だー

  • イシザル さん

    時空改変を穿つ飛行船「不都号」、改変の余波に運命を翻弄される労働階級の家族達。中二病全開の展開なのになぜこうもアバンギャルドでクールでロックでエモーショナルなんだ。

  • スターライト さん

    コロンブスのアメリカ大陸発見400周年記念のシカゴ万博開催直前からの19世紀末の時代。〈偶然の仲間〉という名の航空クラブの水素飛行船〈不都号〉の面々が一応のストーリーの軸のようだが、他にも様々な人物がからみあい、事実と虚構が入り混じる展開となっている。タイムマシンやら、化学・数学・政治(特に無政府主義者が多し)などが盛り込まれ、ピンチョンの多才ぶりを堪能すべきだろう。できれば登場人物一覧が欲しいところ。

  • イシザル さん

    ワンピースとジョジョと大友克洋を足した冒険ものでも充分に一つの作品なのに、海外ドラマの様な(ノーラン兄弟は絶対 意識してる)ニヒルな会話のある西部劇。?なって 読み返して「いやいや ちがうやろそれは」 ダウンタウンのコントに出てきそうなキャラ。かとおもえば、大自然や街並の風景を、幻想的 かつ 俳句の様な無駄のない哀愁漂う無常感な 文章は 「才能アリです。」

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