天使よ故郷を見よ 上 講談社文芸文庫

トマス・ウルフ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062903509
ISBN 10 : 4062903504
フォーマット
出版社
発行年月
2017年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
528p;16

内容詳細

本書は主人公ユウジーンの誕生から両親との確執、兄の死、恋愛の悦びや青春の苦悩を越え成長していく孤独な魂を、詩情溢れる描写で情熱的に謳い上げた自伝的小説。全二巻。

【著者紹介】
トマス・ウルフ : 1900・10・3〜1938・9・15。小説家、劇作家。アメリカ・ノースカロライナ州生まれ。ノースカロライナ大学卒業後、ハーバード大学大学院へ入学、演劇に没頭する。一時、戯曲を書くも成功せず、小説を書きはじめる。1929年、ニューヨークのスクリブナーズ社の名編集者マックスウェル・パーキンズに認められ、『天使よ故郷を見よ』を出版するや一躍脚光を浴び、時代の寵児となる。38年、旅行中に病死(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • こうすけ さん

    学生時代にハマったジャック・ケルアックが影響を受けた作家ということで、10年くらいの積読を経て読んだ。しかし、かなりキツい…。ケルアックのような疾走感はないし、アルタモントという街についての脱線した描写がただただ苦しい。『百年の孤独』に近い感じもあるが、あんまりはまらなかった。シェイクスピア論議のところやユウジーンの個人史は面白いので、下巻に期待したい。

  • Hotspur さん

    1929年作品。場所はノースカロライナの架空の町アルタモント。途中で世紀が変わる。ユージーンが主人公なのだが、上巻を読む限り、父オリヴァー・ガント、母エライザ、長兄スティーヴ、次兄ルーク、三兄ベン、姉ヘレンなど、個性的で癖のある家族の面々のエピソードが次々と描かれ、頻繁に使われるカタログ的描写(ヒトやモノを表す名詞の羅列など)と相俟って、ラブレーのように恐ろしく豊穣な世界を創り出す。名作であることは間違いないが、古めかしく独特(「チェーン店」が「連鎖店」とか)な大沢訳が入手できる唯一の訳であるのが惜しい。

  • たけべ まい さん

    20世紀初頭に活躍した米作家、トマスウルフの処女長編。文庫上下巻の上巻である本書では主人公ユージーンの少年期の終わりまでが一家のサーガとともにに描かれる。作者の自伝的小説であるようだが、定まらない視点と文体は叙情的で、どこか一歩引いた客観性と強い訴求力を併せもつ。

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トマス・ウルフ

1900・10・3〜1938・9・15。小説家、劇作家。アメリカ・ノースカロライナ州生まれ。ノースカロライナ大学卒業後、ハーバード大学大学院へ入学、演劇に没頭する。一時、戯曲を書くも成功せず、小説を書きはじめる。1929年、ニューヨークのスクリブナーズ社の名編集者マックスウェル・パーキンズに認められ

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