トビー フェイバー / 中島伸子

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ストラディヴァリウス 5挺のヴァイオリンと1挺のチェロと天才の物語

トビー フェイバー / 中島伸子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784826901512
ISBN 10 : 4826901518
フォーマット
出版社
発行年月
2008年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
306p;20

内容詳細

17〜18世紀に活躍した稀代の名工・ストラディヴァリと、彼の作品である5挺のヴァイオリン、1挺のチェロをめぐる魅惑のロマン。伝説的な逸話も紹介しながら、それら魔力を秘めた楽器の辿った道筋を丹念に辿る。

【著者紹介】
トビー・フェイバー : 1965年、イングランド、ケンブリッジに生まれる。現在は妻、娘と共にロンドンに在住。一族の名を冠した出版社Faber & Faberの役員に名を連ねていた。『ストラディヴァリウス』が最初の著作

中島伸子 : 1956年神奈川県生まれ。国際基督教大学教養学部人文科学科卒業(フランス文学専攻)。貿易会社、編集プロダクション勤務を経て、現在翻訳業に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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10年以上前に発刊した、6挺のストラディヴ...

投稿日:2021/03/06 (土)

10年以上前に発刊した、6挺のストラディヴァリウスを中心にして書かれた、非常に興味深い本です。この本を購入したきっかけは、ヨーヨーマが現在使用している“ダヴィドフ”がこの6挺の中にあったことです。ヨーヨーマは、バッハプロジェクトとして、無伴奏チェロ組曲の世界的なリサイタルをしており、そのブルーレイ・ディスクを購入し、そこで使用されている楽器でもあります。また、ヨーヨーマの前には、これも最近、興味を持って聴いている、ジャクリーヌ・デュ・プレも使用していたものでもあります。そのため、この“ダヴィドフ”の部分は、大変、参考になりました。ただし、全体を読んでみると、それ以外の部分も大変面白く、今まで読んだ、ストラディヴァリウスの本の中でも、とても興味深いことが多く、その発祥地であるクレモナに是非行ってみたくなるものです。弦楽器に興味のある方は、是非、読んでみられることをお勧めします。

ふなし さん | 東京都 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • みそさざえ さん

    楽器は、生きていると感じた。持ち主が変わっても以前のヴィルトーゾたちの音が残っているって、どういう感覚か知る由もないが、拙い弾き手にもバイオリンは、ピアノよりもずっと距離感が近くて、毎回相手の機嫌をとっていい音を出してもらえるように努めている感じがする。偉大な作曲家やすばらしいバイオリニストも名器あってこそか。

  • 月華 さん

    図書館 前回読んだストラディヴァリウスの本は、ストラディヴァリウスを手に入れるためには、いくらでも用意しよう、という感じでしたが、こちらでは自分には会わない、という人が書かれていました。

  • ヤクーツクのハチコ さん

    ストラドの受容文化史とでも言ったらいいか。ストラド6挺を追うことで、その時代の文化価値観、またストラドに名を与えることになった各々演奏家たちの人生もうかびあがる構成。謎の多いストラドだけに、不明点を推論で補っているところも多いが、そこはきちんと区別してあった。 個人的にはいままでチェロ独奏とか興味なかったけれど、ヨーヨーマのダヴィドフ演奏を聴いてみたくなった。

  • Kei さん

    ストラディヴァリの5挺のヴァイオリンと1挺のチェロにスポットライトを当てて、それらの楽器を取り巻いてきた演奏家やディーラー、製作者、コレクターを辿るという内容。未だに多くの謎があるという点で面白かったし、とても詳しく書かれていて良かったのだけと、何よりとても読みにくくて、所々辻褄が合ってないような印象を受けた。読み通すのに大変な労力かいると思う。

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