トネ・コーケン

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スーパーカブ 角川スニーカー文庫

トネ・コーケン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041056639
ISBN 10 : 4041056632
フォーマット
出版社
発行年月
2017年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
 
シリーズ
:
追加情報
:
292p;15

内容詳細

ひとりぼっちの女の子と、世界で最も優れたバイクが紡ぐ、友情の物語。

山梨の高校に通う女の子、小熊。両親も友達も趣味も無い、何も無い日々を過ごす彼女だが、中古のスーパーカブを買ったことでクラスメイトの礼子に話しかけられて――「わたしもバイクで通学してるんだ。見る?」

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ツン さん

    家族がいないという孤独がどれ程深いものか、わからない。ただ、友達は、本当の友達が一人いればいいというのを聞いたことがある。それがスーパーカブなのか、礼子なのか。ものすごくクールな主人公とクールな文章なのに、ワクワクする。続きも読みたくなる。

  • ひさか さん

    カドカワの投稿サイトであるカクヨムのものを2017年5月に角川スニーカー文庫から刊行。ヒロインの名前の小熊は、愛称かなと思いましたが、わからないままです。小熊とカブの関わりが興味深く、面白いです。富士登山に出てくる友人のカブはインジェクション仕様なんだろうなと思います。カブもやがては、電動に代わる日が、来ますが、小熊も乗換えるのでしょうか。続編もあるようで、楽しみです。

  • takaC さん

    バイクを乗り回してた頃(かれこれ30年〜20年前)のことを思い出した。武川の高校ってあそこかな?

  • スズ さん

    親・金・趣味・夢等、ないないだらけだった女子高生の小熊が、ある日気まぐれに買ったカブによって自分の世界が広がっていく少女×バイク物語。私はカブに乗った事はありませんが、免許を取得して車に乗れるようになった時に自転車では気軽に行けないような遠くの場所へも自由に行けるようになって自分の手の届く世界が広がったような感覚を思い出しました。初めてのカブに戸惑いながらも、自分の世界を少しづつ広げてくれるカブに充実感を感じていく小熊の心境の変化も良く、カブに乗った事のない人も楽しめるカブ入門書のような構成も良かったです

  • カメ吉 さん

    両親なし、友達なし、お金もなし、趣味もなし。等など無い無い尽くしの女子高生の小熊が出逢った中古で1万円で訳あり?のスーパーカブ。バイク通学を始めて少しずつ変わっていく小熊に興味を持つ同級生が現れる。赤い改造郵政カブに乗る礼子。地味な小熊と対照的な華やかな礼子とカブを通じて少しずつ縮まる関係。高校生のバイク通学など新鮮な感じがするし免許取得は16歳と法律で定めてるのに殆どの高校で認められない矛盾を今更ながら感じる。しかし小熊と礼子のバイクライフと成長が爽やかで本当にハマります。シリーズ物なので継続決定!

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