トゥール:交響曲第8番、イルミナシオ
オラリー・エルツ&タピオラ・シンフォニエッタ、ローレンス・パワー
エストニア生まれの作曲家エリッキ=スヴェン・トゥール。若いころにロック・グループ「In Spe」を率いた経験を生かし、9曲の交響曲、声楽曲をはじめとした「クラシックとプログレ・ロックの融合」による刺激的な作品を多く生み出すことで知られています。
このアルバムではロンドン生まれのヴィオラ奏者ローレンス・パワーをソリストに据えたヴィオラ協奏曲と、同じく高名なリコーダー奏者ジェネヴィーヴ・レイシーの独奏によるリコーダー協奏曲、2010年に作曲された交響曲第8番を聴くことができます。トゥールの生まれ故郷ヒーウマー島の作曲小屋でインスピレーションを受けた『リコーダー協奏曲』、神秘的な雰囲気に彩られた『ヴィオラ協奏曲』。この2曲でのトゥールの音楽は、常に変化、発展し、ソリストとの関係性も深まっています。小規模な編成のための交響曲もトゥールらしいジャンルボーダーレスな音楽です。(輸入元情報)
【収録情報】
トゥール:
1. ヴィオラとオーケストラのための『イルミナシオ』 (2008)
2. リコーダーと弦楽オーケストラのための『ウルルからのホイッスルとささやき』 (2007)
3. 交響曲第8番 (2010)
ローレンス・パワー(ヴィオラ:1)
ジェネヴィーヴ・レイシー(リコーダー:2)
タピオラ・シンフォニエッタ
オラリー・エルツ(指揮)
録音時期:2016年3月11,12日(3)、11月10日(2)、2017年5月19日(1)
録音場所:フィンランド、エスポー、タピオラ・ホール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)