デーヴィド・イーリ

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タイムアウト 河出文庫

デーヴィド・イーリ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309463292
ISBN 10 : 4309463290
フォーマット
出版社
発行年月
2010年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,397p

商品説明

異色作家イーリイがブラックユーモアに満ちた筆致で日常の裏側を描き出す、奇想と幻想の名短篇集。さえない老教授が巻き込まれた驚天動地の機密計画とは…傑作「タイムアウト」をはじめ、MWA賞受賞作「ヨットクラブ」、自分は神だと信じる男「G.O’D.の栄光」他、全15篇。
〔「ヨットクラブ」(晶文社 2003年刊)の改題〕

内容詳細

異色作家イーリイがブラックユーモアに満ちた筆致で日常の裏側を描き出す、奇想と幻想の名短篇集。さえない老教授が巻き込まれた驚天動地の機密計画とは…傑作「タイムアウト」をはじめ、MWA賞受賞作「ヨットクラブ」、自分は神だと信じる男「G.O’D.の栄光」他、全15篇。

【著者紹介】
デイヴィッドイーリイ : 1927年、シカゴ生まれ。現代の不安や恐怖を描く異色短篇の名手。新聞記者から作家に転身し、61年、デビュー。「ヨットクラブ」でMWA賞最優秀短篇賞受賞

白須清美 : 1969年生まれ。早稲田大学第一文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • sin さん

    解説によると〈異色作家短篇集〉の最有力候補?イーリイの作品は奇妙な味の作品、あるいは現代の寓話と云うには現実的だ。一読して奇妙に思えるシチュエーションだが、現代社会の様々な場面に置き換えると、その現実味を帯びた有り様が目に浮かんでくる。かといって社会風刺や、ましてや問題定義などと云う押し付けがましさは感じとれない。ただあるがままに人間と云う生き物の一面を描写しているような印象を受けた。

  • おすし さん

    言いたい事も言えないこんな世の中じゃ…思いがけず、私のもやもやをぶっ飛ばしてくれる短編集でした。 涼しげに表現されていながら、なかなかガツンとくるアイロニーでぶん殴ってくる感じのオチで面白かった。ねーよwっていう設定から始まる物語の展開が、全然読めません。近所に引っ越してきた夫婦に深入りしすぎてギャフンな『隣人たち』、私が幸せならいいじゃない的『ペルーのドリー・マディソン』が好み。

  • 三柴ゆよし さん

    ひねりにひねった奇想がスパーン!と炸裂するような作品よりも、ありきたりな日常の裏側にある非日常の世界(それはたとえば禿げかかったサラリーマンと美しさに衰えがみえてきた中年女性のいささか奇妙な情事だったり、自分のことを神さまだと思いこむオッサンの覚醒だったり、人生の成功者だけが入会できる秘密倶楽部の真実だったりするのだが)をチラリズム的に描いた作品に、奇妙な筆の冴えをみせる作家である。異色作家系はわりと好き嫌いが激しいのだが、この短篇集には非の打ちどころがない。傑作すぎるのでコメントにて全作品の感想をば。

  • けいちゃっぷ さん

    大技炸裂と言うよりも、どちらかと言うと心理的にジワジワ来る「奇妙な味」のが多かったかな。 どれも外れなしですが、「理想の学校」で大笑いして、「隣人たち」「大佐の災難」でイヤ〜な気持ちになり、「日曜の礼拝がすんでから」でやられました。 397ページ

  • うぃっくす さん

    なるほど異色作家。こういうブラックユーモアというか正気と狂気の狭間みたいな短編集好きなんだけどちょっと貝殻を集める女と慈悲の天使とペルーのドリーマディソンはよくわからなかったな。この中だったらやっぱタイムアウトとヨットクラブの出来がいいような。あとGODの栄光も好きかな。

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