デュリュフレ (1902-1986)
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デュリュフレ (1902-1986) レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

14件
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  • マルムベリ&スウェーデン放送合唱団版を聞き、デュリ...

    投稿日:2013/11/29

    マルムベリ&スウェーデン放送合唱団版を聞き、デュリュフレが好きになり購入しました。リーズ大聖堂の響きが異常に美しく、オルガンもオーケストラ伴奏もかつて聴いたことがないほど美しく感動しました。楽器の位置感覚も含めた実体感が素晴らしく、柔らかく力強く冴え渡り、大聖堂にいる感覚を味わえます。合唱はどこか鄙びた懐かしい響きで、解説によりますと少年合唱団を含み、また成人合唱団員にはリーズ大学の学生を多く要しているとのことです。スウェーデン放送合唱団とは違いますが、こういうのも好きです。とても良いですね。 2枚目のオルガンも威圧的な部分がなく、何回も聞いてしまいます。素晴らしいですね。

    たくわん さん

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  • 先の長野県の方のレビューに語り尽くされておりますね...

    投稿日:2012/08/09

    先の長野県の方のレビューに語り尽くされておりますね。M.コルボは宗教曲中心に収録活動を行っていますが本盤はデュリュフレというオルガニスト兼作曲家による1947年作の「レクイエム」(因みに初演はP.バレー指揮)を1984年演奏したライブ録音盤(当時コルボ50歳)でもうこの曲の名盤のポジションを得ているのではないのでしょうか。僅か約六十年ほど前の作品ながらマァ保守的というか導入部その他でのグレゴリオ聖歌旋律の引用と共に私たちにとってはあの先陣フォーレの「レクイエム」経験をたどりつつ、デュリュフレの洗練された技法により実に慈愛・優しさに満ちたものに仕上がっており更にコルボの他の宗教曲同様心の襞に染み込んでくるようなアプローチが「癒し」へと導いてくれます。演奏タイムは9楽章ほぼ切れ目なく進めてトータル40’15となっておりこの曲に特に伴奏面で三種類あると言われる版の内、勿論伴奏がオーケストラ版で当該オーケストラはコロンヌO、オルガンはP.コルボ(41歳)、合唱はコロンヌCOそして独唱者はT.ベルガンサ(MS,48歳)とJv.ダム(B,44歳)といった概要であります。この曲は通常「レクイエム」と異なって「ディエス・イレ・・・怒りの日」が曲付けされていないだけ全体として安らぎ、敬虔な祈りカラー色に満ちたものでスタート「イントロイトゥス・・・入祭唱」から清澄な合唱とオルガンの世界を展開してくれますがそれでも「オッフェルトリウム・・・ 奉献唱主イエス・キリスト」 での管打楽器サポートによる力強い合唱後のしっかりしたバリトン独唱は印象的であります。ややライブ故の残響気味でも「ピエ・イエス・・・主イエスよ」での僅かな出番のメゾソプラノも素晴らしいですね。そして最終コーナー「イン・パラディスム・・・楽園」での落ち着いた運びは正にコルボの真骨頂・・・洗練された緻密さでこの曲を閉じます。現代曲でも一聴の価値ある作品であり演奏でもありましょう。併録のグレゴリオ聖歌モテット(1985年録音、J.スーリッス/パリ・アウディテ・ノヴァ声楽アンサンブル、4曲トータルタイム7’10)は聴いておりませんので★一つ保留しておきます。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

    一人のクラシックオールドファン さん

    0
  • デュリュフレのレクイエムは、三大レクイエム(モーツ...

    投稿日:2011/09/01

    デュリュフレのレクイエムは、三大レクイエム(モーツァルト、ヴェルディ、フォーレ)に次ぐ名作とされているにもかかわらず、録音の点数が多いとは必ずしも言い難い。そのような中で、フォーレのレクイエムにおいて素晴らしい名演を成し遂げているミシェル・コルボが、同曲のスタジオ録音を行っているのは何と言う嬉しいことであろうか。本盤におけるコルボによる演奏は、そのような期待をいささかも裏切ることがない素晴らしい名演に仕上がっていると言える。清澄な美しさを誇る同曲であるが、コルボの指揮は、これ以上は求め得ないような繊細な表現を駆使して、精緻に同曲を描き出している。それでいて、繊細であるが故に薄味になるということはいささかもなく、どこをとってもコクがあり、加えて豊かな情感に満ち溢れるのが素晴らしい。そして、各フレーズの端々から滲み出してくるフランス風のエスプリに満ち溢れた瀟洒な味わいには抗し難い魅力があると言える。また、同曲は、フォーレのレクイエムと比較すると、時折ドラマティックな振幅も散見されるが、そうした箇所においてもコルボはいささかも力づくの無機的な演奏には陥らず、常に懐の深い崇高さを失うことがないのが素晴らしい。独唱陣も極めて豪華なキャスティングであると言えるだろう。メゾ・ソプラノのテレサ・ベルガンサとバリトンのホセ・ファン・ダムという超豪華な布陣は、本演奏でもその名声に恥じない素晴らしい歌唱を披露していると評価したい。コロンヌ管弦楽団と同合唱団も、コルボの確かな統率の下、最高のパフォーマンスを発揮していると言える。いずれにしても、コルボによる本演奏こそは、同曲演奏の理想像の具現化であると言えるところであり、録音から約30年近くが経っているにもかかわらず、現在でも同曲の演奏史上トップの座を争う至高の超名演と高く評価したい。併録のグレゴリオ聖歌の主題による4つのモテットも、デュリュフレのレクイエムがグレゴリオ聖歌を使用していることを踏まえてのカプリングであると考えられるが、演奏も清澄な美しさを誇る素晴らしい名演に仕上がっていると言える。音質は、パリのトリニテ教会やノートルダム・デュ・リバン教会の豊かな残響を効果的に活かした鮮明なものであり、従来盤でも十分に満足できる高音質であると言えるが、とりわけレクイエムは同曲演奏史上最高の名演の一つでもあり、今後はSHM−CD化、そして可能であればSACD化を図るなど、更なる高音質化を大いに望んでおきたいと考える。

    つよしくん さん |40代

    3
  • 昔,レコ芸に掲載された広告で「あまりに美しすぎる演...

    投稿日:2009/10/12

    昔,レコ芸に掲載された広告で「あまりに美しすぎる演奏」といったキャッチコピーで宣伝され,それにつられて購入した。確かこの作品の国内初アルバムではなかっただろうか。フォーレのそれを範にした作品と言われることが多いが,現代風なハーモニーが心を離さず,一瞬にして虜になった。スコアまで取り寄せ,そのハーモニーの構成を調べたが,やはり彼にしかできない作品であることは間違いない。グレゴリオ聖歌を基調に変拍子と気づかないような細工までして聴く側に違和感をまったく残さない手法はさすがだ。今聴いてもあの頃の感動がわき起こる。心癒されたいときに静かに耳を傾ける作品だ。合唱作品を振らせたら当時最高と言われたコルボの細部にまでわたったこだわりと,それに機敏に反応しているコロンヌ響,ラテンっぽくならず,粛々と歌うベルガンサとヴァン・ダムの歌もすばらしい。

    カヌー小僧 さん

    1
  • キリスト教に信仰のない私にとっても、このディスク...

    投稿日:2009/05/07

    キリスト教に信仰のない私にとっても、このディスクと Glossa盤のゲレーロのレクイエムは素晴しいと思います。

    四郎右衛門 さん

    0
  • 小編成アンサンブルの第3版による演奏。発売されてか...

    投稿日:2009/04/24

    小編成アンサンブルの第3版による演奏。発売されてから随分になるが、決して色褪せることのない秀演といえる。若干寒色系のアンサンブルは教会合唱ならではの音色の同質性を生かした澄んだ響きで、宗教的な癒しの世界を余すところなく表現している。4つのモテットが全て収録されている点もお勧め。

    スノーボール(豚) さん

    1
  • オルガン伴奏による第2版の演奏。曲数こそ揃っている...

    投稿日:2009/04/24

    オルガン伴奏による第2版の演奏。曲数こそ揃っているものの、合唱が不安定で感動がなく、あまりお薦めできる盤ではない。

    スノーボール(豚) さん

    0
  • 合唱にやや不安定な部分はあるものの、寡作な名匠デュ...

    投稿日:2009/04/24

    合唱にやや不安定な部分はあるものの、寡作な名匠デュリュフレの合唱作品が概ね納得できる水準で網羅的に揃えられている点は大きく評価できる。作品番号を付された最後の作品「主の祈り」に至るまで、存分に堪能頂きたい。

    スノーボール(豚) さん

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  • これは、話題にならないけれども、文句なく名演、名録...

    投稿日:2009/04/12

    これは、話題にならないけれども、文句なく名演、名録音だと思います。

    garjyu さん

    5
  •  非常に美しく、また洗練された演奏。しかし最近の演...

    投稿日:2006/03/15

     非常に美しく、また洗練された演奏。しかし最近の演奏によくみられる「綺麗なだけの厭味な」演奏では決してありません。例えていうなら“青色透明の蒸留水のような(??)演奏”。あくまで曲に対する畏敬を失することのない、敬虔な佳演と言えるでしょう。幾分BGM的に聴いてしまう演奏ではありますが・・・。

    beethovenplace さん

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ありがとうございました

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